【感想】その働き方、あと何年できますか?

木暮太一 / 講談社+α新書
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • きり

    きり

    書籍の内容はよくブルシットジョブ系の書籍に出てくる主張に近い。
    現代は解決するべき仕事の課題を解決しきっているため、仕事が大してないにも関わらず無駄な仕事を生み出している状態になっている。

    ケインズが「2030年には週15時間労働で十分」といっていたにも関わらず現代は週40時間も働いているのだ。

    これでは仕事の目的を失ってしまうのも仕方ない。

    そこで真っ白なニーズがなくなったいま、「こういうことやりたいけど否定的な意見が出てくるかも....」といったフロンティアニーズに着手した方がいいというのが著者の意見。

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    投稿日:2023.05.07

  • あお

    あお

    スッと入ってきた。著者の主張は無理なくわかりやすい言葉で書かれている。自分の主張にあてはまらないケースを探してみるのと、シナリオを持っている人に会うこと。続けてみます!

    投稿日:2023.04.06

  • あつし

    あつし

    日本企業にはすでにやることがなく重箱の隅をつつくよう仕事しか残っていないためやりがいを感じにくい環境となっている。
    また働き方を変えようにも周りの目や日本独自の文化もあって今の働き方を変えれない状況となってしまった。
    しかし、自分が本当に望んでいるものを見つけて自己生産性を高めることのできる仕事に変えていくことで仕事に対しての意識を変えることができる。
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    投稿日:2023.04.04

  • あおい

    あおい

    読書会のお誘いを受けたので読んでみた。
    本も面白かったけど、読書会が非常に良かった。
    小暮太一さん、本当にトークが上手い。
    掴みの話で一気に好きになった。
    銀のエンゼル、ファストパスで掴まれた。
    めちゃくちゃ頭が良いエリートなんだけど、自分を貶し方が上手い。
    羨ましく無い自慢話、富士フィルム、写るんです、デヴィ夫人。
    業界裏話も本当に面白い。
    90分飽きさせ無いてんこ盛りトークだった。
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    投稿日:2023.02.25

  • みなかた

    みなかた

    .
    #その働き方、あと何年できますか?
    #木暮太一
    22/9/22出版

    タイトルの自問をし続け、必要あらば変化することは大事

    11年前自問して脱サラした自分、収入激減したが時間持ちの生活に変化できて今幸せ

    #豊かに働く方法
    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本
    https://amzn.to/3dvvgGU
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    投稿日:2023.01.06

  • yasz

    yasz

    本日は令和4年最後の日ですが、私はあと三ヶ月後に59歳の誕生日を迎えます。現在勤務している会社にあと何年いるのか、そして給料をもらう仕事を何年続けるかを真剣に考える時期に来ています。つい数年前までは60歳で引退するのが普通だったように思っていたのですが。そんな考えでいた私の目を覚ませてくれたのがこの本でした。本当にこの5年間くらいで大きな枠組みが変わりつつあることを痛感しました。

    以下は気になったポイントです。

    ・日本人は諸外国に比べて生産性が低いと言われている、それは僕らの努力が足りないからではなく、僕らにはもはや「やるべきこと」が残されていないから(p10)

    ・経済状態、自己存在感、回避能力、この3つの要素を改善させていくことが自己生産性を上げていくことである(p30)

    ・アダムスミスは分業をとても重視している、しかしその前提条件を「自由な市場があること」と考えていた。自分が生産したものを他の誰かと自由に交換できると思っているから分業できると考えた(p40)

    ・ケインズはこのままいけば経済の発展によって、やがて人間はそれほどやるべき仕事がなくなると指摘していた、やがては、2030年頃を指している(p62)

    ・給料の決まり方には2種類ある、1)労働者の成績に応じて支払う「成果報酬型」、2)明日も労働者として腹いてもらうために必要なお金を渡す「必要経費型」、ほとんどの日本企業は必要経費型で給料を支払っている(p87)

    ・人間は他人からの賛同を得たくて仕方がない生き物で、常にその賛同を得られるように行動する生き物である(p104)

    ・プロダクトアウトの発想でも、マーケットインの発想でもなく、これまで取り上げてこなかった別の部分に目を向けるべきである。それは「フロンティア・ニーズ」に向かうべき。それは、こういうことをやりたいけど、もしかしたら否定的意見があるかも、と躊躇して手がけてこなかったニーズである(p140)すでに自分たちは自覚しているニーズである、これまでも存在しているのは知っていたけど、そこには行かなかったという点が重要である(p141)

    ・30年前に「1日中ゲームをして生きていたい」と言ったら、ものすごい勢いで説教されただろう、でも今ではプロゲーマーは市民権を得ている。テレビゲームは「eスポーツ」と名前を変えて世界大会まで開かれている。(p146)この先も重箱の隅を磨く様な仕事を続けるのか、これまで人に話せなかった自分の本心に目を向けるのか、それを選ぶ時期に来ている(p149)

    ・良かれと思っていることは、無自覚だから手強い、自分で間違いに気づけない、自分の中では前提になってしまっていて、それをするのが当たり前のように感じているので、なかなか修正できない(p165)僕らがやるべきことは、まず自分がどんな決めつけをしているかを自分で知る、そしてその決めつけをやめて、同時に「良かれと思ってやること」を変えることである(p176)

    ・自分が思い込んでいる内容をやっているのに成果が出ない人と、自分が思い込んでいることと違うことをやって、成果を出している人が必ずいる。この具体事例を見つけることができれば、自分が良かれと思ってやってきたことが「単なる思い込み」であることに気づく(p189)

    ・アイディアというのは、何かと何かの掛け合わせのことをいう、そのアイディアをどう形にすればいいかが自分で見えていなければ、その先に行けない(p192)選択肢を「点」で捉えるのではなく、その後の行動の流れを一緒に仕込むこと(シナリオ)が不可欠である(p194)

    ・人からアドバイスをもらうときには、何をすればいいかだけでなく、それをどう繋げるのか、その後に何をすれば成果につながるかも含めて聞くべきである。そうすれば、次に何をすればいいかをイメージでき、行動できる様になる(p197)

    ・自分が普段付き合う人たちの平均年収が自分の収入となる、これは成功している人たちの中にいると、成功者マインドと成功する方法を直に学ぶことができ、自分の「基準」が変わる。だから成功者の近くにいると、自分も成功できる(p201)これを解釈すると(筆者が思うに)成功者の中に入って成功できるのは、自分でも気づかなかいレベルの些細な「シナリオ」が変わるから、そして自分が結果を出すために「良かれと思ってやること」が変わるから(p202)

    ・頭の中に、ゴールへのシナリオがある人は、それに従って行動できる、そして頭の中にゴールへの質のいいシナリオがある人は成功の確率が高くなり、成功までにかかる時間が短くなる、さらにそのシナリオがたくさんある人は、ゴールにたどり着く前から自分が成功することを知っている(p205)

    2022年11月5日読了
    2022年12月31日作成
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    投稿日:2022.12.31

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