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ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 / 河出文庫 (24件のレビュー)
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ときめきマン
サピエンス全史と内容のかぶる部分も多い。だが本書の主張に即して最適化されており、既視感はありつつも別角度から眺めている感じだ。 未来のことを考えるために過去のことについて入念に分析・考察している。そう…、サピエンス全史は「解説」で、これは「分析」や「考察」と表現するのがふさわしい気がする。その分より抽象的で難しい気もするが、著者の他の作品と同様にとてもわかりやすく書かれている。 下巻も楽しみ続きを読む
投稿日:2024.04.11
リリー
サピエンス全史が面白かったので、隣に並んでいたこっちも買ってみました。 サピエンスはどこから来たの?をワクワク読んだけど、こっちはどこへ行くの?をヒンヤリした気持ちで読んでました。 面白いんだけど、と…ても怖い。続きを読む
投稿日:2024.04.08
きむ
ハラリの新刊と言っても、出版されてからだいぶ経っているがようやく読了。段々と神に近づいている人類。たしかに不死を手に入れれば、人は神と言っても差し支えないかもしれない。個人的には人類は虚構を手に入れる…ことにより、より大きな世界を支配できるようになったという説明が腑に落ちた。 それは文筆という行為が出来るようになったことにより、より複雑な物語を作れるようになったからだが、同時に魂を必要しない科学も発展させ、ますます神に近づけるようになったんだなと理解しました。続きを読む
投稿日:2024.03.17
いっちー
サピエンス全史は全体的に過去から現在までのホモ・サピエンスの歩み、ホモ・デウスは未来にどうなっていくのかが全体のトピックとなっています。「ホモ・デウス」を直訳すると「神の人」という意味なのですが、古代…エジプトやメソポタミア、宗教改革時のヨーロッパの状況等、様々な角度からの深い歴史考察に対し、何か自分も頭が良くなったと錯覚しちゃう良書です。㊦巻も楽しみだな~。続きを読む
投稿日:2024.02.04
あゆみ
この作者は物事の芯をとらえるのがうまいのだと思う。一見複雑な事柄が、一つのことに焦点をあてる事で単純明快に浮かび上がり、他の事柄と自然と繋がるように思える。 下巻が楽しみ!
投稿日:2023.12.22
ぬえ
第一章 人類が新たに取り組むべきこと 餓死よりも過食で死ぬ人のほうが多い。 現代においての餓死は自然発生ではなく、政治的な意図によってのみ起こる。 戦争、飢餓、疫病のない世界で人は代わりに何をす…るか、という問題 過去……死は神によって定められた運命とされ、人生の総決済であった。徳のLEVELを量る。 現代……死は克服できる問題となった。 古来より死は聖職者、神学者によって解決されてきた問題だが、現代においては技術者が解決している。 科学は葬式の度に進化する 国家の権利を抑制するためにつくられた「幸福の追求」という権利が、今では「幸福の追求」そのものが目的となっている。さらに「追求」であって、幸福そのものを目的とはしていない。 福祉制度、医療制度は国民の幸福のためではなく、国家に従順で国家を強くしてくれる人材を求めていたからにすぎない。だが、戦争で死ぬことの現代人は将来にわたる幸福をもとめるようになった。 GDPからGDH(国内総幸福)へ 幸福とはなにか? 人は決して満足しない。満足するように作られていたらもう何もする必要はないから。 エピクロス……快楽を過度に追求すれば幸せではなく惨めになる。 ブッタ……快楽が苦しみにつながる。快楽を求めた先にあるのはさらなる快楽の渇望のみ。 必要なのは快感の追求に対するブレーキである。続きを読む
投稿日:2023.11.26
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