【感想】講談えほん 雷電為右衛門 雷電の初土俵

神田伯山, 石崎洋司, いぬんこ / 講談社の創作絵本
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hawaii0521

    hawaii0521

    講談師6代目神田伯山監修の講談絵本シリーズの1冊。
    実在した伝説の相撲取りである、雷電為右衛門の初土俵にまつわるエピソード。

    本書解説によれば、本エピソードは、講談の「寛政力士伝」の中の一つであり、力士伝にはその他の相撲取りも登場するとの事。

    実在したとはいえ、講談なので話を大きく持っているのだとは思うが、それでも雷電のスケール破りの凄さがビンビン伝わる絵本だった。
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    投稿日:2021.07.07

  • shiro

    shiro

    講談の神田伯山が監修 朝ドラ「おちょやん」のオープニングのイラスト担当 いぬんこが絵を描いている 講談絵本

    雷電は伝説の力士だとか。(私は知らなかった)
    その生まれてから初土俵までを描いた絵本

    談は数回しか聞いたことがないのだけれど、神田伯山監修ということで、黙読をすると まぁ 伯山調で言葉が飛び込んできて 忙しい
    絵を目で追いながら 言葉が頭を走り抜けていく。

    そして 雷電の半生は面白い。
    これは プロの講談師さんから 聞いてみたい作品だった。

    さぁ これを小学生に読み聞かせると・・・・
    話術の巧みさが 必要かも。

    その後も ちょっと 雷電が気になってしまった 私です。
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    投稿日:2021.02.26

  • 香具師山啖呵堂

    香具師山啖呵堂

     物語も面白いけど何より絵が面白い。
     表紙を見ても分かるけど、ダイナミックで構図が斬新。
     絵本って、絵が面白いんですね。
     実は私は絵本はあまり読まなかったのです。
     私は物心がつかなくて字が読めないころから字が好きだったようで、字もすぐ読めるようになったようです。
     本を読む・字を読むことが大好きで、図書館で本を借りる時も本屋で本を買ってもらう時も、なるべく分厚くて字が多くて読みである本を選んでいました。絵本なんかすぐ読み終えるのでもったいない、とバカにしていたものです。
     しかし今思うと、絵本で絵を楽しむことも必要だったんだなと反省。
     何せ子どもの頃から裏が白い広告チラシを集めて作文を書いていたので文章を書くのは得意でしたが、絵の方は全く駄目でした。
     人間、絵心も必要です。
     で、いぬんこさんですか。かなり独特で個性的な絵です。本書で絵を学ぶと結構個性的な絵が描けるようになると思います。
     もちろん物語も面白い。
     主人公に次々に強敵が現れて倒していく……というのはヒーローものやスポーツものの定番ですが、講談でもそんなパターンがあったのですね。
     本書では雷電為右衛門の初土俵がテーマとなっています。
     雷電が期待の新人というのは分かるのですが、対する相手もなかなか個性的でよく描かれています。
     雷電のその後の活躍はまたの機会に……と、まるで連載マンガのようです。
     私は『キン肉マン』もプロレスも好きだったのでこんなお話は好きです。
     しかし残念ながら50になるまで知りませんでした。
     講談や落語にこんな面白い話があったのですか。
     現代の子ども達に雷電為右衛門のお話を継承する本書の企画は素晴らしいと思います。
       https://diletanto.hateblo.jp/entry/2021/01/03/205902
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    投稿日:2021.01.05

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