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小川仁志, 前山三都里 / 宝島社 (8件のレビュー)
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ruka
漫画と文で読みやすい。中高生にオススメ。 過去に起きた感染症のパンデミックが(ペストの流行)がまた現代に起きている(コロナの流行)。過去の出来事から現代人は学んでいなかったのだろうか。今後また何百年後…かに新たな感染症のパンデミックが起きた際にはコロナの教訓が活きてほしい。いや、もうこんなパンデミックは起きないでほしいと思うが歴史は繰り返す。からきっとまた何世紀後には起こるのだろう。続きを読む
投稿日:2022.05.10
haniwabon
まんがで読むペストは他でも読んだが、この本は、現在のコロナ禍にまで落とし込んだり、統計を図示したりして分かりやすい構成になっていて良かった。
投稿日:2021.12.30
あかた
感染症が流行りだすと都度持ち上げられるペスト、はじめて読んだ(マンガで)。 このコロナ禍でも、多少の違いはあっても同様の流れになってるのは驚き。 ここでのメッセージは追放・抽象・誠実さ・連帯・記録。特…に誠実さで、ヒーローは現れない、ただただ世の中を止めずに自分のやることを一生懸命やり続けること。 いつか治まるこのコロナ禍、忘れた頃にもしくは忘れる前かもしれないけどまた必ず違う名前・種類でやってくる。この不条理をいかに受け止め、乗り越えていけばいいのかを考える本。 210冊目読了。続きを読む
投稿日:2021.09.07
よしどん(にこりんぼう)
カミュの小説「ペスト」で挫折してしまったのでマンガで読もうと思った。(笑) マンガなのでわかりやすいがかなりストーリー半分、ペストや他の感染症、新型コロナの事などの解説分析が半分といったところ。 良い…本ではあると思うがストーリーはかなり端折っている。続きを読む
投稿日:2021.08.29
mamohacy
小説版のペストが盛り上がっているが、子供にも読ませたいと思い購入。幸い、私も娘も妻もたっぷり楽しめる内容であった。 アルベール・カミュが描いた「ペスト」の世界が漫画でストーリー展開されることに加え、…カミュ自身の生い立ちや彼が行きていた時代の解説も入り、ペストという小説が生まれた理由などにも触れている。 また過去に起きたペストなどの世界的なパンデミックの歴史と、今回のコロナ禍で取られた世界と日本での対応を例に挙げながら、いかにこのペストという小説が人間の本性を捉えているかに触れている。 カミュが行きていた時代は20世紀半ばで、ペストが刊行されたのは終戦直後の1947年のこと。この小説は民間人では対処のしようがない戦争の不条理へのメタファだとも言われている。彼が当時住んでいたフランスやヨーロッパでペストが流行したのは14世紀だったから、当時のホットなネタを扱ったわけではないが、それでも奇妙なほどに現在のコロナ禍によって垣間見える人間の本性を言い当てている。 最悪の事態を受け入れない政治家、自分勝手に行動する民間人、当たり前が奪われ、買い占め、値上がり、闇取引の横行、格差の明確化などなど。読んでいる最中に、これって今回のコロナ禍に書いたんじゃないの?と思えるようなシーンばかり出てきて、違った意味で笑えてしまう。 結局、「人は歴史に学ばない」の一言に尽きるわけだが、こういう局面だからこそ、正しく客観的に情報を見れる落ち着いた洞察力と、人間として正しい行動を取る誠実さが問われる。そしてそれは普段からどういう生活をしているかに裏付けられる。私自身も親しい人間関係に、およそ信じがたい言動を取る人が複数いた。新型コロナの蔓延により、その人の本性を垣間見ることになって関係が崩れた人も多かったんじゃないだろうか。 もしかしたらこれは、このコロナ禍がもたらした功罪の1つと言えるのかもしれない。 ペストの小説版を読むよりも考察と参考情報が多いので、「いままさに起こっている危機」を、あらためて見つめ直すのに最良の書だと思う。続きを読む
投稿日:2020.12.27
トシ
漫画で書かれるとわかりやすい半面重さが伝わらないかなあ。 初心者が何かを知るためには、良いがやはり文体で書かれたものには、叶わない。 取り敢えずいつの時代も同じという事
投稿日:2020.11.10
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