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前田啓介 / 講談社現代新書 (3件のレビュー)
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わっさん
●=引用 ●山本は「戦後、帝国陸軍とは『下剋上の世界』だったとよく言われるが、われわれ内部のものが見ていると『下が上を剋する』というより『上が下に依存』する世界、すなわち『上依存下』の世界があったと…しか思えないと述べる(略)一方で佐藤が、その結果として「幕僚の勢力が増大」し、「幕僚の独断は専断におちいり、専断は下剋上となって軍機紊乱の一因になった」と書いているように「下剋上」と「上依存下」は表裏一体の関係であった。続きを読む
投稿日:2024.02.17
kanetaya
参謀がどういう存在なのかを考えることは、会社組織のスタッフ職をどう捉えるか、ということと近いと思った。 「戦略」「戦術」「戦闘」 「言葉の大きさ」「純粋性」「合理性」 これ、という形で要約できないが、…いろいろ考えるための、手掛かりを得られたように感じる。続きを読む
投稿日:2023.01.04
sekishipumen
やはり参謀という上位にいた方々だけあって、彼らの一つ一つのエピソードは日本の行く末に大きく影響を与えたり、影響を与えられたかもしれなかったりで、とても濃密。彼らの判断が、何万人もの人々の命に関係した。… 本書で取り上げられている参謀は「言葉だけ」の参謀ではなかったことが、彼らが数多いる他の参謀たちと比べて異なっている点であった。やはり、現場力だとか行動力など人を惹きつける部分があり、それらが言葉や知識によって裏付けされている点、「どうせ机上の空論だけでしょ」といった考えを覆す振る舞いが彼らにはあったのだろう。 個人的には、彼らの戦時中の経歴にも関心はあるが、どちらかというと戦後彼らが何をしたのかについてより紙面を割いて欲しかった。続きを読む
投稿日:2022.07.25
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