【感想】復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる

出口治明 / 講談社現代新書
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • ami

    ami

    ご病気を経て、考え方が変わったのか知りたく手に取ったが、変わることなく信念を貫いており圧倒された。やりたいことがある人間は強い。引き続き私もやりたいことを常に考えていこうと思った。

    投稿日:2024.01.28

  • rafmon

    rafmon

    「復活への底力」というタイトルは、日本経済への提言なのかと思った。まさか、出口治明氏本人の復活、闘病の事だったとは。知らなかった。脳卒中で倒れ、半身麻痺と失語症。リハビリの日々。本書からは失語症の影響は全く感じられないが、相当苦労したのだろう。

    リハビリや病気の話を聞きながらも、歴史や読書好きの同氏が変わらず文献を引用している様子が嬉しい。汝自身を知れ、ソクラテス。この門をくぐる者はものは一切の希望を捨てよ、ダンテの神曲・地獄篇。ベルギー生まれの人類学者レヴィストロース、世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう。

    話し言葉には音と単語や文法規則だけではなく、抑揚やリズム、気持ちや情感など、プロソディと呼ばれるコミュニケーションに必要な要素がある。単に文字が伝われば良いという事でもない。筆談をしている人も、頷きや目線で表現を補う。麻痺しているとそれも難しいか。

    本著からの引用。ストア派は、パトス=激情、情念に動揺しないアパティアに至る事が幸福。しかし、アパテイアを追求してもその境地にはたどり着けない。人生の徳を実践することで結果的に得られるもの。徳とは、知恵、勇気、正義、節制。それらを実践して心の平静を得て、幸福になる。リハビリとは、徳の実践なのかも知れない。
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    投稿日:2023.11.12

  • Anony

    Anony

    感想
    楽しく生きなきゃ損。つまらない時間を過ごしてる暇はない。どんな苦境でもずっと続くことなんてない。だから楽しんで、大きく手を振って。

    投稿日:2023.08.27

  • norichoco

    norichoco

    どんな事があっても人は進んでいけると前向きにさせられた本。脳梗塞から復活した出口さんの姿に胸を打たれました。

    投稿日:2023.08.16

  • komoda

    komoda

    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000344533

    投稿日:2023.07.16

  • ginkan2

    ginkan2

    困難に出会った時、それを乗り越えられるのは、知識、知性、そしてそれに裏打ちされた楽観主義。そのように理解しました。尊敬します。

    投稿日:2023.07.15

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