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土屋健, 群馬県立自然史博物館 / ブルーバックス (9件のレビュー)
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総合評価:
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雷竜
このシリーズの第3巻を読んでしまったので、やはり1、2巻が気になり、読むことにしました。第1巻は古生代を扱っていますが、とても興味深く読めました。とにかく図解が多いので実際のイメージを具体的に掴める…のでとても勉強になりました。 なにしろ私たちは三葉虫とかアンモナイトとかしか教えてもらっていないので、恐竜以前の生物については殆ど何も知りません。たとえば三葉虫一つとってもカンブリア紀という5億年も前に出現し、それから2億7千万年も生き続けるのですがその間に様々な多様な姿で繁栄し、大量絶滅を乗り越えて衰退していきますが、最大の大量絶滅事件で古生代の終焉と共に絶滅します。古生代の動物もまるで恐竜のような恐ろしい巨大動物から奇妙な形の様々な生物がいたのです。 写真が多いのでノートをとりながらでも半日あれば読破できますので、オススメですね。続きを読む
投稿日:2024.04.13
kun92
古生代の生命の足跡を、化石研究から語る。 そんなに深くないが、図説と、写真が豊富で面白い。 が、特に初めの方の奴は、かなりグロい。 とにかく、数千万年レベルの話で、人間なんて、本当に、偉そうに言っ…てるけど、一瞬じゃねえのかって思ってしまう。 三部作で、次は中生代らしい。続きを読む
投稿日:2023.02.24
tosyokan175
このワクワク感は、子どもの時、初めて国立科学博物館に行った時と同じかもしれない…大興奮のブルーバックスです。映画「ジュラシック・パーク」が公開された頃、恐竜の復元図がだいぶ見直された記憶がありますが、…過去の生物の復元図ってその時の研究が反映されるもので常に更新し続けるという意味では、この本に描かれた生物たちも、また何年後かには描き直されることでしょう。それでも、化石から推定してビジュアルを作り出すという作業は、絶滅してしまった生命を、現在の生命と等距離におく、という行為で、まさに「ジェラシック・パーク」的な意味があるのだと思います。この地球で、生命がどう生まれ、どう適応し、いかに繁栄を迎え、そして絶滅していくか。「人新世」と呼ばれ、地球の環境が変わっていくことが全人類のテーマになっている今、非常に意味深いテーマなのだと思いました。2023年に発刊されるという続編、楽しみです。続きを読む
投稿日:2022.12.31
99
読了。生命の誕生〜古生代の終わりまで、地球上に現れた生物を次々に紹介しているというだけの本だけど、なんだか書きっぷりが面白くてどんどん引き込まれて一気に読んでしまった。中生代編も楽しみ。
投稿日:2022.10.10
okkkiy555
生命の誕生から、ペルム紀の大量絶滅までを、わかりやすく物語調で解説している。全ページカラー掲載、300ページ超で税抜1600円。安過ぎる。初学者の私にとっては非常に楽しく、有意義な時間を過ごさせてもら…った。読み終わるのが寂しいと思ってしまうほどだ。衰退や台頭を繰り返し、生まれ、あるものは滅びていく生命の営みは読んでいて飽きることがない。特に、エディアカラ紀やカンブリア紀の項はいうまでもなく、後世のユーステノプテロンの姿や板皮類、三葉虫の変遷などがとても興味深く読めた。続きが気になるが、またこの本を再読して待つことにしよう。 続きを読む
投稿日:2022.09.23
瑠璃色
タイトルが壮大なので硬い学術的な内容の本かと思ったら小学生でも読めるようなわかりやすさだった。正直ものたりなさはある。 化石と研究結果を踏まえた復元図の紹介の流れ。最新の研究成果をどんどん紹介していて…科学の進歩を実感。続きを読む
投稿日:2022.09.19
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