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矢野徹 / 徳間文庫 トクマの特選! (4件のレビュー)
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総合評価:
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本間海那
懐かしの矢野徹。子供の頃理解出来なかったことが、こういうことだったかと感じた。キッドは唐突に思え、また話の回収が急ぎあしか。
投稿日:2024.03.16
kazubook21613
このレビューはネタバレを含みます
冒険小説、そしてびビルドゥングスロマンの秀作。 時は幕末から明治にかけて、題名からも分かるように蝦夷地を主要舞台にアメリカでも忍者同士の死闘が繰り広げられる。復讐劇、宝探し、国際謀略にラヴロマンスと、これでもかのてんこ盛り。 歴史上名高い偉人も複数登場して楽しめます。 宿敵天海との対決は、"おいおいホントかい"と思うところもあるが、敵としての強さが半端でない分次郎への肩入れの気持ちも強くなります。 天海を倒してのちの展開がかなり弱いのが、本書の弱点であるように感じる。むしろ天海を倒すまでを少し端折って、その後の本書では描かれていない次郎の活躍を読みたかった。分量は2倍3倍になってもかまわないので。そこが少し残念。
投稿日:2023.07.08
みっくん&アリータ
幕末 忍者 冒険 ワクワク ドキドキ ハラハラ40年ほど前に角川文庫で読んでから復刊を待ち望んでいた作品。カムイの世界観にも憧れ、青春18切符で北海道旭川まで勢いで行きました。
投稿日:2022.12.25
小夜
前半の主人公に降りかかる不幸が読んでいて辛い。 キャプテンキッドの隠した秘宝が割とあっさり見つかって拍子抜けしたが、道徳的思考を供えた若者が日本の未来を憂い・考える事が本著の主題なのかと思う。 これが…正統派のジュブナイル小説と言うものなのだろう。続きを読む
投稿日:2022.10.27
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