【感想】荘子の哲学

中島隆博 / 講談社学術文庫
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  • いゔどっと

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    17
    老荘の再検討
    20
    チャン「思弁的・観想的な問題系」
    「言語と論証的な理性の相対性に関する、荘子の哲学的考察」をし、のちに残るものを「自然」に提示する

    42
    胡蝶の夢
    寝ているときに魂が交わり、目覚めると形がはたらく
    神が形から遊離し神と神が接する=夢や旅
    形と神は合離するもの
    46


    74
    胡適 荘子とヘーゲル弁証法
    傍観者にすぎない?
    79
    純粋経験
    81
    スピノザの自然神論
    86
    魯迅

    94
    イベザル・ロビネ
    ビルテール
    99
    動物
    105
    人のレジーム→天のレジーム→遊
    107
    グレアム「荘子斉物論」
    111
    チャド・ハンセン
    分析的、言語の適合性
    「語ることは何かを語るが、語られたことは決して固定されない」
    116
    王又如の脱構築
    「無言の言」

    128
    伝達可能性のアポリア
    130
    「他者とのコミュニケーションの可能性が「忘言」を不可能にするというアイロニー」
    131 ☆
    136
    忘却
    144
    アルフォンソ・リンギス『何も共有していない者たちの共同体』

    171
    物化
    事物の変化にとどまらず、世界そのものの変化

    182
    トートロジーの反復→他者の経験を知る
    189
    楽しみ

    203
    ドゥルーズ「悪魔的現実性」
    「世界そのものが生成変化を起こし、私たちは「みんな」になる」
    ドゥルーズの生成変化
    他になるものを模倣するのではない
    自分自身でありながら、その構成分子のレベルで変える
    207
    技術=芸術

    鶏となって時を告げよ。
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    投稿日:2023.01.24

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    ■第1部 書物の旅路 『荘子』古今東西
    第一章 『荘子』の系譜学
    第二章 中国思想史における『荘子』読解――近代以前
    第三章 近代中国哲学と『荘子』――胡適と馮友蘭
    第四章 欧米における『荘子』読解
    ■第2部 作品世界を読む 物化の核心をめぐって
    第一章 『荘子』の言語思想――共鳴するオラリテ
    第二章 道の聞き方――道は屎尿にあり
    第三章 物化と斉同――世界そのものの変容
    第四章 『荘子』と他者論――魚の楽しみの構造
    第五章 鶏となって時を告げよ――束縛からの解放
    エピローグ
    参考文献ガイド
    『荘子』篇名一覧
    続きを読む

    投稿日:2022.07.03

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