【感想】日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか

永濱利廣 / 講談社現代新書
(21件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • yonogrit

    yonogrit

    アベノミクスを支持する著者がバブル崩壊以降の低所得・低物価・低金利・低成長する経済状況を日本病として解説される。女性と高齢者が働き手になり社会保障を支え、個人投資による資産形成で将来不安を解消させることが景気回復に繋がる。



    永濱 利廣
    一九七一年、群馬県生まれ。第一生命経済研究所首席エコノミスト。早稲田大学理工学部工業経営学科卒業、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。一九九五年に第一生命保険入社、日本経済研究センターを経て、二〇一六年より現職。衆議院調査局内閣調査室客員調査員、総務省「消費統計研究会」委員、景気循環学会常務理事、跡見学園女子大学非常勤講師。二〇一五年、景気循環学会中原奨励賞を受賞。著書に『経済危機はいつまで続くか――コロナ・ショックに揺れる世界と日本』『MMTとケインズ経済学』など多数。
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    投稿日:2024.05.03

  • hisa

    hisa

    読みやすい本です。
    すっかり高い日本から安い日本になってしまい、このまま大した対策もとらず、ただ手を拱いていたら日本の状況はもっともっと悪くなりえます。
    はじめに
    第1章 日本病ー低所得 低物価 低金利 低成長
    第2章「低所得」ニッポン
    第3章「低物価」ニッポン
    第4章「低金利」ニッポン
    第5章「低成長」ニッポン
    第6章 スクリューフレーションの脅威ー1億総貧困化
    第7章 下り坂ニッポンを上り坂に変えには?
    おわりに
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    投稿日:2024.01.10

  • とにかくガチャ引きたい

    とにかくガチャ引きたい

    一読で全てを理解することは出来ないが、何故給料と物価が安いままなのかがデータに基づいて解説されてたので、再読してでも理解したいと思った。

    経済に関するニュースや日常の経済活動のロジックを読み解く力が付いたやうな気がする。続きを読む

    投稿日:2023.08.19

  • 鴨田

    鴨田

    何ヶ月か前に、ビジネス本で読むべき本、として上がっていたので、借りて読んでみた。

    アベノミクス礼賛、黒田日銀の異次元緩和策礼賛、(消費税率増税のタイミングは最悪)というトーンでずっとマクロ経済について解説してした本。

    どこかで聞いたような話が多い。発刊後一年以上経っているので、逆に本書の内容が世の中に浸透済みだということだろうか。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.02

  • 長八

    長八

    以前、有名な学者の著書では、デフレの方がインフレより良いと書かれておりそんなもんかと思っていたが、デフレには悪いデフレしかないことを確認できた。政策当局があまりにもインフレを怖がりすぎたことから、財政政策を徹底できず、日本の失われた30年を招いたといえる。日本は格差が広がっているのてはなく、全ての所得層が貧しくなっている。この点、マスコミの報道も問題だろう。
    デフレの放置による貧困化が少子化を呼び込んでいるとすると、先の戦争で亡国を招いた戦前の政治家、軍部と、現在の政治家、日銀等は責任は同じと言って良いのでほないか。
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    投稿日:2023.06.27

  • エル

    エル

    2023年25冊目。満足度★★★☆☆

    日本経済の現状について、広く一般の読者にとって、明快かつ簡潔に解説

    個人的には「おさらい」の域を出ない内容であるが、特に経済に詳しくない人が薄い新書で「日本病」を理解できお勧め続きを読む

    投稿日:2023.05.10

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