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今村翔吾 / 中央公論新社 (92件のレビュー)
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総合評価:
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muushikamiishika
今村翔吾さんの作品は、「塞王の楯」に続き2作目。偶然だが、書かれたのもこの順だった。両作とも大著。構成が独特でやや入り込みにくく、本作の方が読み進むのに時間がかかった。 作品を通じて描かれる真田の物語…と、それぞれの章で展開される個々の物語と、更にその個々の物語同士のつながりと。その重層的な仕掛けが素晴らしい。また違った作品も読んでみたくなり、早速、数作品を本棚登録してしまった。続きを読む
投稿日:2024.04.10
渓
歴史知識が深くないんだけどエンタメとして楽しめた!真田好きなので真田勢が仲良くて良い 庄八郎の「信繁様に舐めた口を、殺してやろうか」で大興奮 手を叩いて喜んだ
投稿日:2024.03.23
shihooooooo
とても、とてもよかった。ここ数年で一番かも。星5つじゃ足りないくらい。 このボリュームだから一気読みとは行かず、平日仕事終わって子供寝かしつけた後に4日間かけて読んだんだけど、先が気になって早く読みた…くて昼間もどことなくそわそわしてて、夜読んで区切りいいところで中断してベットに入っても余韻に浸れて…。とてもいい時間を過ごせました。まだどきどきしている。。 とにもかくにも真田家最高。格好よすぎる。主役たち以外もとてもよかった。特にすきだったのは、伊達政宗と毛利勝永。 構成は先に読んだ「八本目の槍」と似ている印象。あちらもとてもよかったけど、こちらはそれ以上に最終章のヒリヒリ感と最後の着地が美しかった。とくに最後の2ページは万巻の思いで涙が溢れました。。 ボリュームはあるけど、どこも無駄はなくて、とても濃密でした。 大河ドラマ真田丸にはまっていたので、特に大阪方の人は当時のキャストで脳内再生されました。(お兄ちゃんはかっこよすぎて、途中から洋ちゃんではなくなった笑) いいもの読ませていただきました!!!続きを読む
投稿日:2024.02.28
はる
好きな登場人物 毛利勝家 この章の話が一番よかった。戦とはいえ、騙し合いより信じる話の方が心地いいな。 『塞王の盾』『じんかん』に続いて3冊目の今村翔吾作品。もっと歴史に明るかったら、と思いながら武将…の関係性に四苦八苦して読むんだけど、それ以上に今村さんの力強い文章に圧倒されます。続きを読む
投稿日:2024.02.10
翠月
家名を後世に遺すため、命を懸けた真田兄弟の生き様を描いたアツい作品 徐々に明らかになってゆく兄弟の策が、たまらなく面白かったです
投稿日:2023.12.23
マツ
戦国最強の武士『真田幸村』に焦点を当てた歴史ミステリーです。 何故、一介の浪人だった真田信繁が名を変え、ここまで有名になれたのか。考えれば不思議ですよね。考察の一つと思いますが、面白かった! 戦国時…代最後の戦さとなる大阪の陣に、散り場所を求める者、名を上げたい者、真田を恨む者等々、様々な思いを胸に集う武士達。各章毎に真田に関わる武士が「幸村を討て」と物語を紡ぎながら、謎を解明していきます。最終章での「幸村を討て」は、お見事あっぱれ!と称賛の拍手を送りたくなりました。 戦国物語は今まで読んで無かったですが、これを機に色々と読んでみようと思います。続きを読む
投稿日:2023.12.22
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