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島田雅彦 / 講談社 (25件のレビュー)
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あんどうとり
面白かった〜! 日本でスパイ物の、もっともらしい理由付けは難しいだろうと思ったけど、実社会をベースにエンタメにしていてめっちゃ良かった。 キャラの名前の付け方が覚えやすくていい、ペヤングとかミュートと…か。 現実の世界はクソまみれなので、小説内のドンパチで憂さ晴らしさせてもらえるのが幸せ。 続きを読む
投稿日:2024.04.20
おとん
発言が物議醸した島田さん。でも、作品は日本の将来考える指針に。テロはダメだけど。今さら、要らないかもしれませんが、今年の直木賞に…。「政府のマフィア化は一層進み、公然と不正がまかり通り、貧富の差は拡大…の一途を辿ったにもかかわらず、市民はサイコパスに洗脳されたかのように無為無策の政権を支持し続けた」「自由よりも管理の徹底を求める自発的服従者」「限られた少数者の利益に奉仕する政権を利益に与れない多数者が支持するという茶番」「日本は世界の沖縄になってしまった」「パンとサーカスだけでは足りない。武器もオカネもない。地位も権力もない。あるのは良心だけ。でもそれさえあれば、いくらでも世界を変えられる」先日、財務副大臣が税金滞納で4回も差押え判明というジョークとしか思えないニュース。それでもなんのアクションもなし。現実は、この小説以上に無気力。続きを読む
投稿日:2023.11.13
すー。
現実に本当にありそうで、いやそんなことはないだろう、作家の想像力はすごいなぁ、いやでもこれはマジかも。 そんなふうに肯定したり否定したり。 実在の政治家をモデルにしただろう描写や組織をからめたり…、なんとも面白いエンタメ小説だった。 エンタメだよね? ノンフィクションじゃないよね?? 実話を元にしたフィクション…でもないよね??? 福澤克雄氏演出でseason 3?4?くらいまである実写化なんて面白いかも〜。 地上波じゃ日曜劇場でも無理かな? WOWOWかHulu、はたまたNetflixかアマプラかな? 大作なので映画では収まらないと思う。続きを読む
投稿日:2023.11.02
hosinotuki
このレビューはネタバレを含みます
空也と寵児が高校時代に親友となって20年、日本の政治や民衆の在り方に一石を投じるべく活動する。導き手となる妹のマリアの聖母のような優しさと巫女のような神託がこの長い物語の核にあってイエス物語のような雰囲気もある。CIAや中国国家安全部、首相や大臣、フィクサー、警察、そして暴力団やボランティアテロ要員などが入り乱れ、陰謀渦巻く中殺し殺され結末へ。ただスカッと終われずまあこれからも頑張っていこうと的な最後でちょっと残念。
投稿日:2023.09.28
のぶ
恐らく旧安倍政権をモデルに、対米追従社会への批判を織り交ぜた作品。実現可能性はともあれ、内容には賛成できる点が多々ありました。
投稿日:2023.08.07
mayoko
国家を相手どるスパイ小説、息をつかせない展開と諜報機関や組織が暗躍する内容は面白く一気に読める。が、設定がなんだかリアルで読んでるうちに暗澹とした気持ちになってくる。現実の政府、今の日本を思わせる内容…でいったいどこまでがフィクションなのかと考えてしまう・・現実には世直しを謳う革命家も詩人も宣託の巫女もいないし、政権は交代しなかったし、このままいけば作中で予言された未来のようになってしまうのではと不安になった。続きを読む
投稿日:2023.07.14
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