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華藤えれな, 木下けい子 / ディアプラス文庫 (1件のレビュー)
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じゃねこ
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死神「伯爵」と能楽師の佳依 佳依を救った罰として人間界で過ごすことになり、幸せになりました。となるのかと思いきや、そこからがお話の本質。 「生」をどう捉えるか、愛を支えにどう生きるかを問い、導きあい何を選択するか、とても深いお話でした。 佳依の柔らかさの奥にある凛とした性質が、感情を持たなかった伯爵に感情を与え、愛を教える流れが美しく、全体的に物悲しい音楽とメリーゴーランドの煌びやかさを感じました。正に生き抜いた魂が、最後に訪れる場所を表現されていたと思います。 勇舞が二人と別れた後、自分のすべき事をしながら全力で生き抜き、会いたかった義母兄、佳依の元で舞う。よく、頑張ったねぇと感涙でした。労う言葉とともに送り出す、魂を慈しむ言葉にさらに感涙でした。
投稿日:2022.05.01
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