【感想】十津川警部「吉備 古代の呪い」

西村京太郎 / 中公文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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ブクログレビュー

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  • kuma0504

    kuma0504

    いちおう、読書記録なので絶賛であろうが、酷評であろうが載せることになります。十津川警部ファンの人がいたなら、すみません。

    初めて西村京太郎の作品を読む。決して決して十津川シリーズが読みたかったわけではない。当然のことながら、古代吉備について書かれた本なので、食指が動いたのである。

    (あらすじ)
    小説「吉備 古代の呪い」が好評を博した岡山県総社市在住の郷土史家が、招待された古代史研究会の前夜、服毒死した。そして招待状は偽物だった!?


    ビックリした。こんないいかげんな推理小説初めて読んだ。十津川警部の推理は、肝は全部「想像」である。根拠は無い。都合良く犯人があぶり出される。

    さて、「非常に面白い」と小説の中で絶賛される「吉備古代の呪い」であるが、温羅伝説と歴史の折衷案である。ほとんど小説の体をなしていなくて、単なるプロットに過ぎない。多分西村京太郎が本物の郷土史家によもやま話を聞いて、チャチャチャと作ったのが関の山である。一回ぐらい鬼の城と吉備津神社、吉備津彦神社に取材して、美味しい酒を飲んて、作ったぐらいの代物でした。

    この人は小説を舐めている。(←あまりにも酷いので、ちょっと見境なくなっています、すみません)
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    投稿日:2012.06.04

  • kaizen

    kaizen

    このレビューはネタバレを含みます

    小説内小説が面白い。

    吉備を舞台に、古代の豪族間,大和朝廷との戦の話が長々と書き連ねられている。

    中の話だけを取り出して,別に本にしてもらえると嬉しいかも。
    絵や,時代背景などの解説を加えて。

    西村京太郎が社会派なだけでなく、歴史物も面白いものが書けることが分かる。

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    投稿日:2012.05.06

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