新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
石川英輔, 田中優子 / 講談社文庫 (4件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
harmonixy
知っているようで知らないコピペの知識と 体験を咀嚼して全体観とつなげた意識まで 育て上げた熟した知識の違い まず二人が始めたのは 江戸流の時間と暦を日々の暮らしに持ち込むこと そのために太陽と地球の関…係から機械時計を作る 当時は日の直前を《明六つ》と言い 五つ・四つ・九つの正午となり そこから八つ・七つ・と進み 日の入の直前を《暮六つ》言う この先は夜の部となり 五・四・九・八・七となって明六つになる 昼間の短い冬の一刻は三分の二となる 夜の部の一刻はその分長くなる 暦は自然界から遊離した太陽暦でも 太陰暦でもあく 陰陽二本立ての複雑なもので 暮らしのリズムに合わせられている 特に漁業や農業に適していた その理由は太陰暦を取り入れることで 月齢と日付がほぼ一致していることと 1日は新月で暗いし 右半分が欠けている間は月の前半である コレに対して太陽暦のグレゴリオ暦は 自然のサイクルと繋がることもない その代わり都会的な人工の暮らしの範疇では 部分的合理性を発揮して簡便なシステムとなる 人工的に囲われた世界では 過不足なく存在するエレルギーを排除することで 自律と調和で満たされた個々の心を 欲望と価値観と妬みに入れ替えてると共に 人工的エネルギーを量産することで余りを出し その權利を所有するために 競争原理という縄張り環境を作り そこに群れる人々を閉じ込めて依存関係で繋ぎ直し 搾取と支配をしやすくする短期的な損得勘定を編み出した これは過去をベースにして未来を取引をし その負債を自分の孫達である未来人に置きみあげとする 一方的なネコババである続きを読む
投稿日:2015.10.28
wasabi
歴史や文化を学ぶことが未来を見つめることになるという単純思考は驕りに過ぎぬと知る。正しく理解することが即、正しい生活の実践に繋がらぬとも悟る。
投稿日:2014.05.05
mark55skywalker
江戸時代の生活を実際に体験してみた2人の感想を述べています。おひとりは33年生まれ男性、もうお一人は52年生まれの女性で、例えば江戸時代の時間(不定時法)や暦(太陰太陽歴)に従った生活、火打石で火を起…こす、行灯での生活、などなど。 知識ではなく体験することの重要性とか、便利になるとはどういうことか、など考えさせられます。続きを読む
投稿日:2012.08.18
じんのすけ
書物で江戸の事は知っているけれど、じゃあ実際体験したらどんな感じなの?と、2年もの間旧暦で日を読み、着物を着て行灯で生活をした著者お二人のエッセイである。 江戸時代の筆が現代で使われている筆と全く作り…方が違うという事や、和紙に墨の書物は行灯の明るさでも読む事が出来るなど、実際に体験しないと分からない事が書かれていて大変為になった。 ただエッセイなので、著者さまの色々な思いも書かれているのが少々息苦しく感じるかもしれない。続きを読む
投稿日:2012.04.29
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。