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内藤了 / 講談社タイガ (21件のレビュー)
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総合評価:
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たまご
このレビューはネタバレを含みます
突如異能処理班の電話が鳴り響く、日本各地で様々な怪異が起き始めていた。ミカヅチ班は以前怜が行った麹町の因縁物件に再度関わることになる。 前作「呪街」で登場した最凶アパートが再登場するとは思っていなかった。アパートに住まずともアパートと関係を持つ方法がなかなかにゲスい。好奇心で深淵を覗き込むのは自殺行為だ。こちらが見ているという事は深淵もこちらを見ているのだろう。 2話目では警視正の折原が首ちょんぱになった事、赤バッチの極意がなぜ悪魔付きになったのか?という話。どちらも関連してくるのは家族、そして知らぬが仏ならぬ知らぬが幽霊、知らぬが悪魔だ。幽霊になる前の警視正、悪魔付きになる前の赤バッチがどんな風だったのかが分かる。読者の1人としては全て知っているからなんで?と思ってしまうが、視えないものをどう信じればいいかは分からない。 その異能処理班ミカヅチは主人公の怜の成長の物語だと感じる。今後もどんな成長を見せて周りを良い意味で巻き込むか楽しみだ。
投稿日:2024.04.20
chobin106
ミカヅチ班の面々の素性が少しづつ明らかになってきた第3弾。心霊や悪霊の気持ち悪さも慣れてきたけどメンツの設定が好きになれないかな。現世と死後の絡みもなにか受け入れられない感じ。次作に期待。
投稿日:2024.03.02
みかりん
ミカヅチシリーズ、3作目。 今作では、折原警視正が首なし幽霊になった経緯と、赤バッジの極意刑事が悪魔憑きになった経緯が触れられる。そして、土門氏のお祓い師姿も。謎に包まれたミカヅチメンバーのキャラが…少しずつ掘り起しされて、シリーズとしても俄然興味が深まってきた。 他のシリーズもだけど、食欲失うほどのグロい描写があるにもかかわらず、唐突にグルメ描写が出てくるのが(笑) 息抜きになるし、とっても美味しそうなんだけどね。続きを読む
投稿日:2024.01.30
音あん
悪魔と契約しその代償として自分の命を捧げる。そんな人を救うために怜は動き出す。悪魔を祓うのではなく、流れを変えていく。何事も変えるのではなく少しずつ変化させていくのも大事
投稿日:2024.01.22
鹿の子
怪異ミステリー第三弾。 主人公の青年安田の登場が奇抜。そして、最初の事件も。 その後、警視庁の秘密の部署、異能処理班の業務が何が何だか良くわからない架空の世界。霊の話だけど思ったら悪魔も。この続きがい…つか書かれると期待したい。続きを読む
投稿日:2024.01.17
uu
ミカヅチシリーズ3作目にして、主人公の良さを実感しました 面白いかな、どうかな?と思い、3作目まで、読んで、よかったです 主人公の真っすぐなところ、のんびりした人柄に、仲間ができたことで、強い思いが芽…生えた主人公を、応援したくなります続きを読む
投稿日:2024.01.09
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