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名取佐和子 / ポプラ社 (22件のレビュー)
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総合評価:
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ももりん
代々繋がれてきた 江の島の猫のお世話をする“ねこもりさん“の物語 それぞれの時代にそれぞれの思いがあって、 “つなぐ“という言葉の重さを感じました。 自分たちがいま生きているのもこれまでつながれてき…たからなのだと改めて思いました。 もしだれかが欠けたら、出会わなければ もしかしたらここにいないかもしれない。 そう思うと一つひとつの出会いを大切にしていきたいなと思いました。続きを読む
投稿日:2023.12.01
まーちゃん
Kindleで読んだ。 江の島に「ねこもりさん」と呼ばれる女たちがいた。それは島の猫の世話をするという、とある食堂の隠れた仕事。1915年のすみゑから2017年の麻布まで、ねこもりとして生きた女たちの…人生を描く。 初読みの作家さん。 命と命のつながり。 いろんなことが凝縮されたラストでした。 麻布(まゆ)をどうしても(あざぶ)と読んでしまって…ささいなことかもしれないけど物語に入り込めない名前はちょっと嫌だったな。続きを読む
投稿日:2023.06.14
はる
表紙の絵と題名からは想像もできないような大河ドラマだった。全く予備知識なしで手に取った本でこんなに一気に読んでしまったのは久々かも。100年以上の時を同じ血筋の女性の生き方を通して書いてる本。きっと江…ノ島を知ってる人なら風景が目に浮かぶように読めるんだろうな。続きを読む
投稿日:2022.10.28
ぽん
江の島に住みながら、猫のお世話と食堂を営む女性の話です。一世代に限らず、何世代にも続き、時間経過は100年ほどの壮大なスケールになっています。人との絆が次の世代にも受け継がれていく様にはとても感動しま…す。恩を忘れない義理堅さを教えられた気持ちになりました。続きを読む
投稿日:2022.01.02
kosamebitaki
このレビューはネタバレを含みます
江ノ島にある、100年続く食堂の過去と未来が描かれる。 それぞれの時代を生きた、すみゑ、筆、容子、現代の麻布まで。 ねこもりという、江ノ島に暮らす猫の世話をすることが、食堂の女性に課せられた役割だった。「半分亭」という店は、最初茶店だったのが、名物ツブ貝を使った丼「江ノ島丼」を生み出し、宿泊もできるように発展してゆく。 そこへ夜逃げしなければならない事情が生まれるのだが、それも理由があった。 「半分亭は、猫とお客さんに助けられてつづいてきた店」 と代々受け継がれてきた。そこにはある猫が必ず現れている。 最後に気になっていたことがぜんぶ明かされて、気持ちの良い終わり方。続編をあれこれ想像してしまう。永遠に続いてほしいお店の話。
投稿日:2021.03.29
こっとん
江の島で代々、島の猫たちのお世話をしている女性たちの100年に渡るお話。 「ねこもりさん」と呼ばれる彼女たちは、先祖代々猫のお世話をしているが、猫たちの方からもきちんと認められていて、ある時は島中の猫…たちに見送られ、ある時は島中の猫たちに出迎えられる。そんな先祖代々の女の血筋‥‥「魔女の宅急便」や「コーヒーが冷めないうちに」を思い出しました。中には、ねこもりなんてやってられない!江の島を出たい!というのもいたりして、これは「あまちゃん」を思い出しましたね笑。 大正から平成まで四世代の女性たちの生き様、とても胸を打たれました。個人的には「あまちゃん」タイプの溶子の章では泣かされました。「言ってくれなきゃ、わかるわけないべ」「家族とは難しいもんだな」‥‥あ〜!泣いた! 全編通して、潮の香りを感じました。子どもたちとよく江ノ電には乗りに行ったけど、江の島までは足を伸ばしてなかった。江の島に行ってみたくなりました。続きを読む
投稿日:2020.09.30
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