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城平京, 片瀬茶柴 / 講談社タイガ (17件のレビュー)
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総合評価:
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ますたぁ
シリーズ4作目 収録は5編 ・雪女のジレンマ ・よく考えると怖くないでもない話 ・死者の不確かな伝言 ・的を得ないで的を射よう ・雪女を斬る ・雪女のジレンマ 人の裏切りなどの不幸続きで元妻の殺…人事件の容疑者になってしまった男 当日のアリバイを証言できるのは昔冬山で助けてくれた雪女のみ 琴子さんの提示した内容とは? 何というか、人の縁で踏んだり蹴ったり過ぎないか? 親友だと思っていた人に山から突き落とされ、妻からは殺されかけ、立ち上げた会社は仲間から裏切られ その割には飄々としているように見えるんだよね まぁ、そんなところが却って元妻を殺そうとしていたと怪しまれる原因にもなっているわけですが 琴子さんのやった事は、後に言及される大岡裁きめいたものを感じる 試されるべきは雪女の覚悟ってことですね ・よく考えると怖くないでもない話 九郎くんがいわく付きの建物でのアルバイトをするお話 一般の人の視点では何も起こってないんだけど 実際は怪異の変化は起こっているし、そもそものいわくにしても人の意図があるという構造が面白いなぁ ・死者の不確かな伝言 何かと同じ話題を繰り返す叔父を黙らせたいという依頼 真実はどうあれ、相手を納得させつつ解決に導くのが琴子さんですよね あと、幽霊のお引越しとかもね ・的を得ないで的を射よう 琴子さんなりの大岡裁き というか、その予定が、妖達のせいでもっと酷いことに…… でも、マンガで読んだときも笑ったけど、小説でもあの場面でも笑ってしまった 顔面をギチギチされるおひいさまw ・雪女を斬る 最初のエピソードと合わせて雪女でまとまっている 剣術の先祖と雪女とのかかわり 怪異が存在しない現実的な虚構の説明はいつもの通りなんだけど 雪女から聞き取った本当の話をそのまま伝えるというのは琴子さんらしくない気がする もしかして、フェイクも混じってたのだろうか?続きを読む
投稿日:2023.10.20
雑読者
このレビューはネタバレを含みます
今回は第一話、第五話と人と妖怪の雪女が仲良くしている話で、この作品としては珍しく感じました。 雪女側の視点で話が進んでいる為か、今回は虚構の推理より妖怪が介在する真相の方が魅力的に感じる終わり方をしていたのが印象的でした。
投稿日:2023.06.15
りーり
アリバイ証人は雪女!? 虚構推理シリーズの短編集。 メインとして雪女関連の話が二編、琴子高校時代の話が一編。 いつものように真相は予め妖怪から聞いているのだが、態々虚構を作り披露する。 なぜ虚構を伝…えなければいけないのか、そこには知恵の神として人間と妖の調和の為の優しさがある。 今回は九朗先輩はほぼお休み、雪女が怯えますので。続きを読む
投稿日:2023.06.04
sho3dai
とある男に殺人の疑い。 そのアリバイを知るのは雪女だけでした。 けれど人外の彼女はその証明は出来ません。 想いと存在ががんじがらめになって身動きが取れないような相談事。 糸口とロジック、そしてエモは…ひとしおです。傑作。続きを読む
投稿日:2023.05.09
アイム
第五話の自害の理由があまりにも好きで、読み返す度に唸ってる。『名探偵に薔薇を』の時もあった、ミステリの合間に挟まる密やかで苛烈な恋慕が本当に良い。
投稿日:2023.02.02
座敷婆
ほぼ雪女が主役。 彼女のおかげで岩永琴子が凄く知恵の神らしくなっている。 相変わらず下品だけど。 そこもまた可愛い。
投稿日:2023.01.16
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