0
仁藤敦史 / 中公新書 (7件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
kitano
このレビューはネタバレを含みます
どの本を読んでも孝謙上皇が嫌いなkitanoです こいつのせいで女帝が忌避すべき存在になるし 執拗な舎人親王系への排除攻撃は、キライだと いうダケじゃないかと思える浅はかなにも皇統 断絶に繋がる攻撃を読み返す度にうんざりする マイヒーロー仲麻呂がそれに負けたのも残念だ
投稿日:2023.11.03
mishuranman
権力ってほしいんだな。というか、そこが響かないとうまくいかないのって歴史のある部分がどうしても目が滑ってしまう。仲麻呂が反乱してでも欲しかった力。疫病の時代、が今に重なる。
投稿日:2021.10.29
海ナマコシニア
フラットな視点からのまとめで、こちらの頭も明るくなった。 疫病という要因はあるにせよ、聖武・孝謙はああしかならなかったものか
投稿日:2021.10.23
sn@散財
その人の歩みを辿ると、その時代の流れが分かる。奈良後期のそんなキーパーソンが、この本の主題の藤原仲麻呂。 仲麻呂その人にも、そもそも奈良時代にも不勉強だったもので、読みつ調べつの読書だったのですが…。ぼんやりばらばらに記憶していた、奈良時代の人物や事件の記憶が、藤原仲麻呂と言う人物を軸にして、整理して理解しなおすことが出来た感があります。 馴染みの薄い人の本と言うことで敬遠する向きもあると思いますが、むしろこの時代に詳しくない、もうちょっと勉強したい人にもお勧めしたい一冊です。続きを読む
投稿日:2021.08.20
kakane
「藤原さん!あなたは何者なんだ」 これまで沢山の藤原氏に関する本を読んできた。 百済王、新羅人、物部氏、小豪族…… 真相は霧の中だが、想像するに興味が尽きない。 今回は藤原仲麻呂。藤原不比等、長屋王、…藤原四子、橘諸兄、そして仲麻呂の時代がくる。 この後時代を経て平時忠が「平氏にあらずんば人にあらず」と平家の世に奢ったが、一時仲麻呂の藤原氏も同じように権力を独占するが、あまりに薄氷の上に立つ掌握だった。最後の仲麻呂の乱は傑作小説のように疾走感があり引き込まれていった。 仲麻呂は首を斬られ、称徳天皇と道鏡の時代が始まる。続きを読む
投稿日:2021.08.08
myjstyle
能力が高くても庶子のため苦労した藤原仲麻呂は、光明皇后の意をくんだ紫薇中台の長官に就任すると野心の火が炎に変じます。パワーベースを確保すると人事と軍事も掌握し、暖めていたヴィジョンを実行に移します。儒…教に基く徳治政策、官僚には学ばせ、能力で評価。女性官僚の処遇改善も彼の貢献だったのですね。晩年は身贔屓で保身に専念し、皇位簒奪まで視野に入れますが、結局、孝謙上皇のクーデターによって、あっけない最後となります。天平四文字時代は血で血を洗う熾烈な時代です。そして、仲麻呂は、庶子という負のエネルギーをバネに花の生涯を駆け抜けた男でした。コンパクトだけど中身の濃い一冊です。続きを読む
投稿日:2021.08.06
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。