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春日武彦, 穂村弘, ニコ・ニコルソン / イースト・プレス (8件のレビュー)
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guri
個人的な考えである「死」について、正解はないのだけれど、春日、穂村両氏の考え、対談中に紹介される人物の言葉や書籍から、自分にとって「死」をどう捉えているか、を改めて考えた。 0(生)→100(死)…といきなり飛んでしまうイメージや、一発逆転の賭けよりも、家でどら焼き食べている生活がいいという考えに共感した。続きを読む
投稿日:2023.11.28
Russian Blue
このレビューはネタバレを含みます
初読みの対談集 ゆるい感じで進んでいき、時々クスッと笑えます 死に方について、苦しいのは嫌だっていう気持ちはすごく理解できるけど、猫が可愛すぎて死ぬ、って云うのには笑いました 死因、猫死 この絵が抜群です
投稿日:2023.10.04
5552
精神科医で作家でもある春日武彦さんと、歌人でエッセイストでもある穂村弘さんの対談集。 おふたりは数十年来の友人であり、対談場所は毎回、春日先生のご自宅ということで、終始リラックスした雰囲気が流れている…。 通低するテーマは「死」。 春日先生は七十代、穂村さんはアラカンと、嫌が応にも死について考えざるおえない年代だと思う。 日常会話の延長のようにざっくばらんに語る姿を、同席した漫画家のニコ・ニコルソンさんが、漫画で切り取る。 そこに描かれている春日先生の愛猫、ねごとちゃんが可愛すぎて悶える。 構われている穂村さん、うらやましい! 穂村さんの理想の死に方、「猫死」は、猫好きにとって理想の死に方ですよね。 もはや、これも腹上死とおんなじようなもの。かもしれない。 共に文化にお詳しいお二人、春日先生の口からは、マニアックな小説のタイトル、穂村さんの口からは、さまざまな短歌が出てくる。 勉強にもなって楽しい。 カバーをめくるとお楽しみがあるので、お見逃しなく。続きを読む
投稿日:2023.06.15
mishuranman
なんかコロナを抜けた今だと彼らの対談は結構違ったものになってそうな気もする。全く変わらないのかもしれない。どっといだろう。挿絵が結構好き。医者も詩人も大変だなあ。
投稿日:2023.03.26
niwatoko
こんな本が出ていたのを全然知らなかったけど、ふと見つけて読んでみた。精神科医の春日武彦氏と歌人穂村弘、おふたり友達同士で「死」について語る、という。 わたし自身は本当に我ながら異常ではと思うほど「死」…というものに対する恐怖が激しく、「死生観」みたいな話も苦手なので、この本を読んだらちょっとはなんとかならないかという思いもあったんだけど、仲のいい友人同士が笑いながらのんびり雑談する感じで、怖くもなく楽しく読めたのはよかったけど、わたしの死への恐怖は別に減りもしないし変らなかった……。でも、こんなふうにいろいろ語り合える友人がいるっていいなあと思った。テーマは死でも、温かいいい雰囲気だったんだよね……。 あと、作家や詩人や歌人の話がたくさん出てきて、おふたりとも本当に知識が豊富ですごいなあとか感心した。 (こんなにたくさん「死」って言葉を書くだけでも怖い…)続きを読む
投稿日:2023.02.16
brazil-log
猫の話かと思ったら、がっつり死生観の話だった、人間の。たまに挿し込まれるイラストがいい。ふわふわした対談だけど内容よかった。話してる2人そしてイラストレータもこの本で初めて知った。穂村弘という歌人は札…幌出身しかも北大なのに。。。穂村弘が謙虚を通り越してびっくりするくらいネガティブなのは何故なんだ。たまに登場する猫の名前がねごと。ネーミングセンスよ続きを読む
投稿日:2022.08.14
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