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筒井康隆 / 講談社現代新書 (5件のレビュー)
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棚田 弘一
ジョン・ウェイン、ハンフリー・ボガート等が主演した映画における、役の設定やスタッフに見られる「家族」を語る。ボギーとローレン・バコールのような本当の家族もあれば、監督や俳優を中心とした「○○一家」とも…言うべき関係など、撮影時のエピソードを交えている。 「陽のあたる場所」で悲哀のある役をやっていたシェリー・ウインタースがタフなギャングのママをやっていたなど知らなかったエピソードが知れたのは良かったが、映画のあらすじをたどるのが大半の文章で少々面白味に欠ける本だった。続きを読む
投稿日:2024.02.15
Hi-chan57
筒井さんの映画に対する愛情が溢れた「備忘録」のような作品。それ以上でも、それ以下でもないように思う。変わらずの「〜のだ」「〜のである」文末も健在であるのだ。 ただし、この「作品紹介」はひどすぎる。ほめ…すぎて筒井さんが赤面する。続きを読む
投稿日:2023.09.15
くんな
映画のあらすじ書き散らし本。ホークス映画の家族感て今更?グライダー?模型じゃなかったか。助演男優賞も紛らわしい。
投稿日:2021.09.20
sukato
あとがきに「主に筋書きを書くだけになってしまったが、その中に自分の思いを籠めている」とあるが、そういう感じ。文章力で、見たことのない映画を見た気になってハラハラしたりした。
投稿日:2021.08.30
hiro1548
これは辛かった。 筒井先生がとりあげる作品を殆んど観ていない。ジェームズ・ギャグニイにはじまり、ボギーやジョン・ウェインの映画が中心。作者も書いていた通り、正確さを期したため「筋書き」が7割以上となっ…てしまい、かつその作品を知らないせいで、筒井先生らしさがどこにあるのか分からない。これって80近い映画ファンでないと楽しめないと思うなぁ。続きを読む
投稿日:2021.08.27
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