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日車メレ, KRN / ヴァニラ文庫 (1件のレビュー)
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いこ
このレビューはネタバレを含みます
確かに「意地っ張り」だったなあ。 皇帝の方が。 変な建前を用意したせいで、主役二人が素直に結ばれるまでには結構時間がかかった。 うっかり悪手を選んでしまうあたり、彼に余裕がない、つまりはそれだけ最初から本気だったということだ。 一方でイルゼがなまじ生真面目なので、皇帝からの分かりやすい好意でも建前の方を鵜呑みにしてしまっているので、全然察してくれないという。 もどかしい二人である。 もどかしいと言えば、イルゼの元婚約者さまが話をややこしくするので(それでいて解決の糸口にもなってはくれるが)その点ももどかしかった。 彼の背後にいる奴が邪魔で仕方がないという。 主役二人にしても、国としても。 その解決後、問題をようやく解決した際、真っ先にイルゼに抱き着いたのは皇帝ではなかったのは、ちょっと哀れではあった。 どうにも本気の相手にはいいところをなかなか見せられない皇帝である。 が、頑張れ。
投稿日:2021.08.08
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