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池上英洋, 川口清香 / ちくま学芸文庫 (2件のレビュー)
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kazuosogou
このレビューはネタバレを含みます
西洋美術には美少年を描いた傑作が多く存在する。ギリシャ神話やキリスト教の殉教者などに仮託して主張した物は何か?そしてどのような欲望が隠されているのか?と宣伝文に書いてある。
投稿日:2019.02.24
yoshinar
古今東西……ではなくて西洋のほうの少年を題材にした絵画や彫刻をたどりながら、それらを生み出した文化背景も紹介。日本も江戸時代は男どうしの仲が普通のことだったようだけど、西でもそうだったのかという感じ。…同性どうしのほうが心や考え方が通じるだろうから、ある意味心は許せるだろうし仲良くなりやすいのもわかるんだけど、紀元前からそういう流れが連綿とあったというのを再認識した感じ。それでいながら、これまた今まで連綿と続く同性愛への偏見にはキリスト教が関係していたんだな、なるほど……という感じ。 甘い香りが漂ってくる感じがしなかったり、プリンとかムチムチッとした感じがない、少年や青年たちの姿はそれはそれで、とても美しい。描かれた女たちはどこか誘っているような媚を売っているような、見られていることを意識している表情の作品が多い気がするんだけど、少年や青年はひたすら自分のしたいことだけ、目の前のことをまっすぐしているだけのような印象で、そこもまた美しさを生むひとつだと思う。続きを読む
投稿日:2017.04.22
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