【感想】逆さに吊るされた男

田口ランディ / 河出文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
1
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • コノヒト

    コノヒト

    中途半端な気はした。地下鉄サリン事件及びオウム真理教を作者の視点で捉えた一面を、それもフィクションの形で紹介したもの、である。でしかない、とも言えそうだ。

    投稿日:2022.05.18

  • いけたらいく

    いけたらいく

    このレビューはネタバレを含みます

    この人の文章はやっぱスキだな と思っていつも読んでいるのだけれど、その理由がわかったのが本書。この人はとても人間らしく、またそれを隠すことなく、名前を変えた主人公としてそれを表現する。目次もなく数字で区切られたchapterの領域が終わる終盤、そこで描かれているのは魔境。本書でもよく登場する言葉で、魔境については自分にも思い当たるフシがあり圧巻のgrooveに涙をにじませながら読み進めた。映画のエンドロールのような余韻が残る重厚な良書。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.02.21

  • ハルモヤ

    ハルモヤ

    これは、死刑囚との交流という形をとった、不思議な「私小説」だった。文庫版で巻末に、執行後に追記されたあとがきがあったおかげで、現実に戻れた。人が未知なるものに巻き込まれていく感覚を疑似体験した思い。

    投稿日:2021.04.14

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。