【感想】廃線寸前! 銚子電鉄

寺井広樹 / 交通新聞社
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
0
2
1
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • hazel8483

    hazel8483

    すごいなぁ!
    とにかく廃線だけは避けようとした結果
    物販のほうが鉄道業より売り上げ良いんだ〜。
    でも、それで地域の足が守れるなら。

    第三者が取材したルポじゃなく
    どっぷり当事者の書いたノンフィクションだから
    熱い想いが乗っかってますね。
    テツ本だけど、ビジネス書でもあるかな。
    絶対「そのまま」は真似できないと思いますが(笑)
    続きを読む

    投稿日:2021.10.17

  • saga-ref

    saga-ref

    ふるさと銚子を走る赤字ローカル鉄道・銚子電鉄。著者と銚電のつながりは、2016年に「全米感涙協会」が外川駅=ありがとう駅というネーミングライツの駅を認定したことに始まった。U工務店の経営者が銚電の経営をガタガタにしてしまい、存続の危機が常態化してしまった。そんな鉄道会社を熱意とユーモアで必死に支えている竹本社長と銚電社員の皆さん。まずい棒や映画「電車を止めるな!」の、知っているようで知らなかった裏話を知ることができた。2023年銚子電鉄100周年を笑顔で迎えたいな。続きを読む

    投稿日:2021.06.29

  • mtanio

    mtanio

    銚子電鉄を応援したく、この本を買って読んでみた。地元の活力の一端をになうため、様々なアイデアを実行に移していることがよく分かる。ちょうど、NHKで朝ドラ「澪つくし」を再放送していたので、銚子電鉄をますます応援したくなった。続きを読む

    投稿日:2021.06.10

  • 魚雷屋阿須倫

    魚雷屋阿須倫

     銚子電鉄は、路線延長6.4kmで乗車時間19分のローカル鉄道。経営が非常に苦しくて、いつ経営破綻してもおかしくない会社というイメージがある。鉄道会社なのに自転車操業と揶揄されたりもする。帝国データバンクには「米菓製造」で登録されているという。ようは「せんべい屋」だ。ぬれ煎餅やまずい棒は食べたことはないが、名前くらいは知っている。会社と商品名の知名度は、おそらく全国区だろう。

     本書はなかなか大胆な題名だが、悲壮感といったものは無い。サブタイトルにある「底力」について書いてあるのだ。著者の寺井広樹氏は、まずい棒の発案者であり、銚子電鉄のいろいろな企画をプロデュースしてきた人物。まじかで銚子電鉄を見てきており、バカバカしいと思える企画をいかに実現させたか、数々の自虐ネタや暴露話も含めて紹介している。巻末には、社長と市長の対談があったりして面白い。

     新型コロナウイルスの流行の影響もあり、銚子電鉄の経営は大変苦しいようだが、「底力」を発揮して廃線だけは免れてほしい。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.21

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。