【感想】この世界で僕だけが透明の色を知っている

糸烏四季乃, さけハラス / アルファポリス文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
1
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 葛城騰成

    葛城騰成

    人々から見えなくなり、忘れられてしまう透明病に罹ってしまった少女の物語でした。どれだけ大切な人を手放したくないと想っても、抗う術なく消え去ってしまう。そんな切なさを孕んだ恋物語に、思わず目頭が熱くなりました。
    解釈によっては、ハッピーエンドともとれるし、バッドエンドともとれる塩梅が良かったと思います。
    さらに、友人二人の手堅いフォローも良かったですし、母親や姉、教師の言葉一つひとつが蓮の糧になっているのも良かったです。サブキャラたちがちゃんと、生きるキャラとして描かれていて、物語に深みを与えていると思います。
    しっかりとした文と丁寧なストーリー展開のお陰で、スラスラと読むことができました。感動的な作品に出会えたことが、とても嬉しく思います。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.12

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。