【感想】不動産大異変 「在宅時代」の住まいと生き方

太田垣章子 / ポプラ新書
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • haomeibook

    haomeibook

     コロナ禍での家賃滞納や孤独死に至った事例の紹介など、トラブルの背景が見えたり、細やかに対応されている状況はよく理解できました。
     低評価にしているのは、生活保護に関する誤認があるためです。p145の記載(年金だけで生活費が不足する高齢者に転居を勧める文脈)「そうなってから生活保護の申請をしようと思っても、今住んでいるところの家賃が高ければ申請が通りません。生活保護を受給しようと思えば、その段階で生活保護の基準に合う物件に引っ越さねばならないのです」があります。
     実際には、申請時の住居が基準額を超える家賃であることで、申請を受理されなかったり、却下決定になることはありません。実際には、福祉事務所は、収入、資産の状況から困窮状態であることが確認できれば、生活保護受給を決定したうえで、基準額内家賃の住居への転居指導をすることになります。指導に基づく転居の場合には、敷金等も支給することができます。
     貧困をテーマにした書籍で、司法書士という専門職による著書でありながら、高額家賃であることで、申請しても却下になるような誤解を与える記載があるため、低評価にしました。
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    投稿日:2023.07.30

  • mishuranman

    mishuranman

    このレビューはネタバレを含みます

    家賃保証会社の倒産は確かにドミノの最初のパイだなあ。考えてなかった。気を付けよう。コロナ以来の話になって、その日ぐらしは江戸以来の伝統だなと。でも、今までは死んだからそこか。

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    投稿日:2021.06.05

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