【感想】公明党 その真価を問う

山口那津男, 佐藤優 / 潮新書
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  • seiyan36

    seiyan36

    本書は、公明党代表・山口那津男さんと、作家・佐藤優さんの対談集です。

    山口那津男さん、どのような方かというと、ウィキペディアにはには次のように書かれています。

    山口 那津男(やまぐち なつお、1952年7月12日 - )は、日本の政治家、弁護士。公明党所属の参議院議員(4期)、公明党代表(第3代)。

    衆議院議員(2期)、防衛政務次官(第51代)、新進党副幹事長、公明党参議院国会対策委員長、公明党政務調査会長などを歴任した。

    で、本作の「おわりに」より、気になった箇所を書き出してみます。

    佐藤さんは一貫して「公明党は価値観政党である。その根底には中道主義、平和主義、人間主義が流れ通っている」と指摘してこられた。

    緊急事態宣言のもとで、誰が最も苦しんでいるのか。3000人に及ぶ公明党の地方議員は、津々浦々で大衆の叫びを汲み取る。その叫びは、中央政府で働く公明党の国会議員
    のもとへ次々と報告された。

    立党精神というと、紙に書いて壁に飾っておくようなイメージをもつかもしれない。党創立者が示してくださった「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」という立党精神は、公明党議員の毛穴の中にまで染みついている行動原理だ。


    ●2022年7月13日、追記。

    参院選が終了。
    公明は1議席を減らした。
    比例区が、いけませんねえ。
    目標800万票に、全然届かず。
    創価学会員の高齢化にともなう、集票力の低下ということのようだ。
    若者の会員がどんどん増えないと、未来はないだろう。

    以下、ネット記事の引用です。

    公明党の山口那津男代表は11日、参院選比例代表で目標に掲げた7議席を獲得できず6議席となり、選挙区と合計で13議席となったことに関し、「極めて残念であり、私の力不足を党員、支持者におわびしなければならない」と述べた。岸田文雄首相との会談後、官邸で記者団の質問に答えた。

    公明は参院選で選挙区と比例代表で合計14議席、比例代表で800万票獲得を目指すと表明していた。結果は合計13議席にとどまり、比例代表も目標よりも約189万票少ない約618万票となった。公明の支持母体である創価学会には高齢化に伴う集票力の低下が指摘されていたが、改めて露呈した形だ。

    山口氏は比例票が激減した要因について、酷暑や新型コロナウイルスの感染再拡大、安倍晋三元首相の銃撃による急逝などの可能性を挙げた。その上で、「これらを詳細に分析し、今後の教訓として生かしたい」と説明。自身の進退については「熟慮していきたい」と述べるにとどめた。

    ●2023年4月28日、追記。

    地方選が、4月23日で終了。
    う~んな、結果だったようです。

    以下、日経記事の引用です。

    公明党は27日、党本部で統一地方選後初めてとなる中央幹事会を開いた。1998年の現在の公明党結成以来、最多となる12人の落選者を出した原因の検証などに着手する。党の足腰の弱体化は否めず、次期衆院選に向けた自民党との協力関係にひずみが生じている。
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    投稿日:2022.07.10

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