【感想】週刊プレイボーイのプロレス

佐々木徹 / 辰巳出版
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

"powered by"

  • 百

    UWF系の記事に多くを費やしていて、全日と蜜月にあった専門誌への対抗手段だったのだろうな、と。
    週刊プレイボーイの読者層には、前田日明始めU系レスラーの先進性と革新性が受け入れられ易かった。そういう時代背景もあったのだも思う。

    ただただ懐かしく読んだ。楽しい一冊。
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    投稿日:2022.03.10

  • takumirex

    takumirex

    このレビューはネタバレを含みます

    かつての週刊プレイボーイ名物編集者、佐々木徹氏
    の作品。まさかこんなタイトルの本が、G SPIRITS BOOK
    としてリリースされるとは夢にも思わなかった。

    80年代中盤、新生UWFがブレイクした頃の我々はとに
    かく「情報」を得ることに貪欲だった。週刊プロレス・
    週刊ゴング・週刊ファイトの3誌は必ず購入し、下手す
    れば駅売りの東スポも毎日買う。裕福だったワケでは無
    いので、とてもじゃないが一般誌などに金は使えない。
    週プレにプロレスの記事が掲載されていたとしても、そ
    れを買うことはほぼ無かった。

    ・・・にも関わらず! 僕はここに掲載されている記事のほ
    ぼ全てに覚えがある(^^;)。おそらく書店での立ち読み
    が殆どで、手元に置かない雑誌だから余計に覚えたのか
    と。今にして思うと、プレイボーイを真剣に立ち読みし
    ている図、というのは、あまり好ましいモノでは無かっ
    たかなぁ(^^;)。

    とにかく佐々木さんの手掛けたプレイボーイのプロレス
    記事が、ジャンルと時系列でしっかりまとまっている意
    欲作。やたら束がある上に1ページ2段組、膨大な文字量
    なのにも関わらず、文章を追いかける作業が全く苦にな
    らない。専門誌にあるような良い意味での暑苦しさや胡
    散臭さからかけ離れた表現を当時は「新鮮」に感じたの
    だが、今改めて読み返すと「カッコイイ」。きっとそれ
    がWPBプロレスの真骨頂なのだ、と思う。

    章間の書き下ろしエピソードも含め、トータルで完成さ
    れた一冊。佐々木さんが相変わらずプロレスに「熱い」
    ことが、本当に嬉しくてならない。僕ももう一度、あの
    頃のノリでプロレスが観たいなぁ・・・。

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    投稿日:2021.02.06

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