【感想】生き残った帝国ビザンティン

井上浩一 / 講談社学術文庫
(15件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • アワヒニビブリオバトル

    アワヒニビブリオバトル

    第82回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第20ゲームで紹介された本です。オンライン開催。チャンプ本。
    2022.01.03

    投稿日:2023.05.07

  • his360

    his360

    要衝の地に位置しながら約千年に渡って存続した帝国の歴史を、コンスタンティヌスから滅亡まで辿る内容。存続の要因となった各時代における帝国の変容が分かりやすく叙述され、ビザンツ史の概要を掴むことができる良書。続きを読む

    投稿日:2022.08.02

  • nolan4

    nolan4

    東ローマ帝国とも呼ばれるビザンティン帝国の歴史、その社会制度、国際環境の変容について、数名の皇帝をピックアップしながら概説している。建前と現実を噛分けたビザンティン皇帝たちが、巧みに帝国のあり様を変化させたからこそ1000年にわたって存続できたことを、分かりやすく理解させてくれる。また、ビザンティンだけに留まらず、他国、他地域の社会・歴史にも応用される示唆にも富んでおり、非常に読みごたえがある。歴史好き、歴史学習を志すなら読めばオトクな一冊だ。続きを読む

    投稿日:2020.04.07

  • うみ

    うみ

    このレビューはネタバレを含みます

    どうもあまり好きじゃなかった東ローマ帝国だったが、どうやら食わず嫌いだったようだと気づかされた。変わらない建前と、解釈の融通というのは、古くて新しいテーマではなく、1000年以上前に成功例があったとは!ビザンチン帝国に学ぶべき展は多々ありそうな気がしてきた。歴史の仇はなのようなラテン帝国の存在はちらっと知っていたが、その間の小アジアへの亡命世間の顛末は全く知らなかった。そして、どうしてイタリア(ベネチア)にビザンチン系の美術品がやたらあるのかと思ったらそうゆう事だったのかと!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.10.14

  • Στέφανος

    Στέφανος

    奇跡の一千年
    ローマ皇帝の改宗
    「新しいローマ」の登場
    「パンとサーカス」の終焉
    栄光のコンスタンティノープル
    苦悩する帝国
    ビザンティン帝国の落日
    一千年を支えた理念

    著者:井上浩一、1947京都市生、西洋史学者、京都大学文学部史学科→同大学大学院、大阪市立大学名誉教授、ビザンツ学会副代表続きを読む

    投稿日:2018.10.08

  • poppenjp

    poppenjp

    ビザンティン帝国の興亡を描いた一作。「本音と建前の帝国」という面を描いていて興味深い。

    第四回十字軍のコンスタンティノープル攻撃に関する記述が多かったのが、個人的には嬉しかったところ。ただ、その原因については『十字軍という聖戦』の説明と食い違いがあり面白い。続きを読む

    投稿日:2017.12.29

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