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林美保子 / イースト新書 (3件のレビュー)
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総合評価:
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taka_2
結論、元気でヒマだと、不機嫌になる。 不機嫌な老人たちのエピソードがたくさん載っていて、最後にこうならないためには、という章で締めくくられる本。 反面教師の題材がたくさんあるのと、結局働いたり、趣味に…生きるでもいいけど、なんらか目的がある生活をしていれば不機嫌になることもないよねってことだと理解した。 ヒマを持て余したあげくヤフコメ書いたりとか、そういうものに自分はなりたくない。なんか20代、30代までは理想が結構あったんだけど、40代も半ばになってきて現実が見えてきちゃったせいか、最近はもうかなり俗っぽくなってきた老害予備軍です。やはり仕事をやめた直後が元気でヒマになるタイミングなので、そこをソフトランディング出来るように準備していこうかなと思いました。続きを読む
投稿日:2023.06.03
湖永
確かに…と思えることばかりである。 スーパーで声を荒げて列に並べと叫んでいたところに遭遇したばかりだ。 高齢者が、キレるのは加齢とともに感情のコントロールが効かなくなっている心の変化。 そして、…定年後には縦社会は通用しない。 なのに偉そうにして有料のコピー機の前で、店員にコピーをさせている。 それが、自分の思い通りになっていないことに文句を言う。これも最近目にしたこと。 頭を柔らかくして、謙虚に穏やかに生きたいものだ。 老いては子に従え、とはそのとうりである。 静かに迷惑をかけずに生きたいと思った。続きを読む
投稿日:2022.03.19
アレ1ニコ1アレ2アレ3ニコ2
前半は迷惑老人エピソードについて、後半ではその原因の考察と改善方法について筆者の意見として書かれている。 趣味を持たない仕事人間が定年後、老いに対して自己肯定出来ずにその落ち込みを怒りに変え始める…。数十年前で有れば60歳という年齢は死に近い年齢だったかもしれないが、現在ではまだまだ元気に動ける年齢であるため、「元気で暇」かつ「何もすることがない」という老人が形成される。 仕事以外の趣味や人脈を持つこと、もしくは再就職という形で何かしらの社会への帰属感を持つことが重要かもしれない。続きを読む
投稿日:2021.06.29
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