【感想】警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者

吉川英梨 / 宝島社文庫
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • goya626

    goya626

    「営利誘拐事件」「女性全裸死体遺棄事件」「雑木林女性連続殺人事件」「マンション3人殺し」の4つの事件が起こるのだが、結局は全部相互にかかわりがあるのだ。小説だから当たり前だよね。最初からそう予想できてしまうのだが、それでも読んでいて面白い。新しいキャラの残念なイケメン鍋島友馬刑事がへまをやりながらも、意外や意外で思わぬことで原麻希にヒントを与えて事件が解決してしまう。相変わらず周りの人物たちが躍動している。麻希の娘の菜月が冷めて大人びた言動で面白い。事件の方は、SNSで正義感ぶる人たちの怖さが描かれていて考えさせられる。続きを読む

    投稿日:2021.03.12

  • Bフォレスト

    Bフォレスト

    このレビューはネタバレを含みます

    現代の世相を反映しているかの展開。偶然が重なった部分はあったが、全くあり得なくはないのかなと思ってしまった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.07.18

  • haji07-2019

    haji07-2019

    3月-11。3.0点。
    女性捜査班原麻希第3弾。
    税理士の妻子が誘拐され、身代金受渡しに失敗。妻子は死体で発見される。
    同時期に別の死体も上がり、捜査は混迷を極める。

    展開が速く意外な方向へ進むが、あっさりとまとまる。
    次作も期待。
    続きを読む

    投稿日:2019.03.20

  • Bookrium

    Bookrium

    実社会では面倒を避けるため事件を目撃しても知らん顔をする人、SNSでは独善的な正義感を発揮して手当たり次第に非難する人、自分のミスを誤魔化すためなら平気で他人に迷惑をかける人など、まさに現代社会が孕む問題を組み合わせたような作品でした。
    それだけではなく捜査過程の描き方や事件の構図もよく出来ており、面白い作品でした。
    続きを読む

    投稿日:2019.02.21

  • wake

    wake

    プロットは決して悪くないと思うんだけど、事件を解明していくプロセスが粗い。そんな推理、神様でも出来んぞのレベル。登場人物のキャラは良いので、あまりスーパーマン(ウーマン)ばりの展開にしないで、じっくりと組み立てれば傑作になると思うけど。続きを読む

    投稿日:2018.09.06

  • 2006takahiro

    2006takahiro

    警視庁管内にて、税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。身代金取引現場の近くに偶然居合わせた「女性犯罪」捜査班の原麻希が捜査に加わるが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。その後、多摩川流域にて女性と子供の遺体が発見される。そして同じ多摩川流域で“第3の遺体”も見つかりー。続きを読む

    投稿日:2018.05.27

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