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柴崎友香 / 筑摩書房 (64件のレビュー)
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spica2015
一つ一つの小説に時間の流れが感じられ、タイトル通り、「時間」が主役の小説だった。 長く生きてきて、たくさんの土地に住み、たくさんの人と出会い、それぞれの小説のようなエピソードを重ねたきたんだなと自分を…振り返った。土地をベースに、家族や友人をベースに、自分の「百年と一日」を書いてみたくなった。続きを読む
投稿日:2024.04.17
ちは
潔い文体で小気味良く綴られる超短編小説集。 1篇あたり6〜8ページ程度のものが多く、物語同士がリンクしているという訳ではない。 一つ一つのお話が、小説のあらすじを読んでいるような感じに感じる。 この…あらすじで、300頁ぐらいの小説を読みたいな、と思うものが沢山あった。続きを読む
投稿日:2024.03.16
ノーベンバー
ページ数が多いわけじゃないけど、会話文が少なく説明の描写が多いから堅い印象の小説。またいつか時間がたって読み返したら、何か発見があるかもしれない。そんな読後感だった。百年と一日というタイトルが素敵。街…の建物や景色を想像しながら読めて良かった。続きを読む
投稿日:2023.12.01
Kaya
一年一組一番とニ組一番は、長雨の夏に渡り廊下のそばの植え込みできのこを発見し、卒業して二年後に再会したあと、十年経って、二十年経って、まだ会えていない話
投稿日:2023.07.30
Zwarte Beertje
どこかの誰か、あるいは場所や建物にまつわる短い物語。それぞれ数十年から百年ぐらいの期間の話で、特別なオチや伏線回収があるわけではない。でも、時の流れの中で、変わったことや変わらなかったことはそれぞれで…、そこにふわっとした面白みがある。 一気に読まずに、気が向いた時に読みたい分だけ少しずつ読み進めた。そういう読み方が合っている作品。 悪くはないのだけど、今の生活の中でこういった読書のちょうどよい居場所がなかなか見つからない。このような本を読むことがしっくりくるようなゆとりのある生活をすることが一つの理想なのだろうなと思ってしまった。 下記の対談で裏話なども語られている。 https://www.kateigaho.com/migaku/85927/続きを読む
投稿日:2023.01.12
reso100
短い文章で2世代から3世代の物語を綴るという面白い構成の短編集だが、多彩な人物が登場して楽しめた.表題には「百年」とあるが、確かに時間はあっという間に過ぎるものだ.過去の物語が現在のものより、やや印象…的な感じがするのは、自然なことなのかな と思った.続きを読む
投稿日:2022.12.21
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