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坂爪真吾 / 徳間書店 (13件のレビュー)
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総合評価:
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nudiflira
TwitterもといX、色々な角度から怖くてやめてしまった…。 ひとつは自分が怒り中毒やSNS依存になってしまう怖さ。 ひとつは「許せない」がやめられない人たちに目をつけられる怖さ。 どうして?…っていうときにこの本を読んでちょっと落ち着いたし、私には現実が1番大切です…。 続きを読む
投稿日:2024.04.07
shiro
最近のSNSに思うところがあって、 タイトルに惹かれて取った本作。 もちろん、SNSは使い方次第でいろんな可能性を秘めてるよね。 怒りが悪い事だと思わないし、理不尽なことには立ち向かうべきなのだけど… その怒りが悪い方向に行って、怒りを伝える手段が誰かにとっては悪意に変わってしまうのは 怖い。 例えば、ボディポジディブ。考え方は素晴らしいし、勇気づけられる。 良いこととして広まったものが 逆に理想の自分になりたくて努力してる人を なんで痩せるのか?と追い詰める方向に変わってしまったり。 その中にはやっぱり許せないが含まれてる気がする。 芸能人の自殺や、キャンセルカルチャー、 その中には純粋にツイートした事が集団の力となってナイフになってると思う。 そしてその集団の力を利用とする人達もいる。 少し話は変わるのだけど、そんなSNSの力を利用する悪としてアメリカのドラマ イーヴィルを思い出した。HULUで見れます笑続きを読む
投稿日:2024.03.07
tokyobrainie
正直、誰も読まなくていい本。 炎上しているツイートの地獄のリプライ欄を読むのが大好きだという人向け。 あなたのこといっぱい書いてあるよ、よかったね! 終章をもっと詳しく膨らませて一冊にするか冒頭に…あった方が良かったのでは? あと上野ゼミ出身というプロフィールをもっと出してもよかったかも。 結局どの章も著者の感想で締められていて、何か統計やデータから導かれるものや医学や行動科学からの引用などはほぼ皆無でした。また文中のツイッターアカウントやタグを検索閲覧しながら読んでくださいという一文にも失笑してしまった。やる人いるの?それも含めてブログでやればよかったんじゃないかな。 あと何より、キメセクなんて言葉をドヤった感じで堂々と使ったりするのは、下品を超えて個人的には生理的嫌悪を感じました。お前の言い方鼻につくから粘着して誹謗中傷してやると言われかねない説得力が確かにありました。作戦ですか?続きを読む
投稿日:2022.01.11
モリゾウ
あとがきを読むと、著者自身、ネット上で様々な嫌がらせ・誹謗中傷にあい、裁判に訴えて損害賠償を勝ち取っているという。そんな経歴を踏まえて本書を読むと、かなり辛辣な書きぶりもなるほどと納得できる。怒りが麻…薬に似ていて、「もっと怒りたい!」と怒る対象を探し回ってしまう等という一見意味不明な行動も、実際にありそうな話である。 ある程度ツイッターに親しんでいると、確かに「いや、この人達、毎日毎日ホントによくやるな〜」と感心してしまうような依存症的アカウントに出くわすものだが、中でも本書で取り上げられている類型の一団はその攻撃性において際立つものがあるのは確かで、「医療につなげるしかない」との本書の最終提案も(身も蓋もない提案ではあるものの)、まぁそうだろうと感じてしまうのだ。 ただ、フォロワー数の少ない泡沫アカウントを手厳しく批判している割に、自身のツイートでイイね800が最高というのはどうなんだろう?(どうでもいいですね。)続きを読む
投稿日:2021.11.21
喜餅/Kimochi
【概略】 女性に対する怒り、男性に対する怒り、LGBT・性表現(と規制)に対する怒り・・・インターネット上には、ジェンダーを取り巻く様々な怒りや許せないという感情が渦巻いている。なぜ許せないのか?な…ぜ攻撃をやめることができないのか?そこにはジェンダー依存というキーワードが存在していた。 2021年04月22日 読了 【書評】 なにかの本を読んでいて「おっ、面白そう」と思って欲しいものリスト行き→なにかのタイミングで購入して読むというサイクルから出会った一冊。この流れで問題なのは、どの本で参照されていたのかを忘れてしまうという点。多分この本はジェンダー関連だと思うのだけど。そのおかげで、タイトルから得た読む前の印象は「インターネット上で起きる様々な炎上問題」に関するものかと思っていた。ジェンダー問題に絞ってるのだよね。そりゃそうだ、著者の方はホワイトハンズの代表だものね。 男性というカタゴリに入っている自分は、とりわけ女性のツイートに「怖いなぁ」と感じることがある。そのツイートの引き金をひいた元のツイートや記事も品がないものなのだけど、「怖いなぁ」と感じるのはその女性の攻撃性に。ほら、よく男性の逞しさに惹かれるとしながら、実際に男性が物理的な喧嘩してるところを見たら惹かれるが引かれるに変わったりするじゃない?あんな感じ。特に自分はどちらかというと保守思想なせいか、やれ歴史修正主義だのミソジニーだのといった言葉が出てくると、自分が言われてる訳じゃないのに「うぅ」と思ってしまう。 そこで逆に女性を攻撃・・・なんてことをしないのだけど、攻撃しちゃう人もいるんだよねぇ。この本では各種の「許せない」という感情が、どのように起きてどのように育まれて悪循環に陥るかを客観的に書いてくれてる。著者が持つ心情や感情というものが極力排除された感じになっているから、論文みたいな進行に感じるね。その分、冷静に読めるという言い方がよいのかな。 興味深いなと感じたのは「ジェンダー依存」という章。今までの社会運動は、どこかで(その多くは経済的な理由など)社会運動から離れるアクションが起きていた。でも現在は、どの活動も、アイデア次第でしっかりと収入を出せる時代になってきていて。だから、やめる必要がなくなっちゃったのだよね。映画「コンテイジョン」で反ワクチンのフリージャーナリストが世界中の支援者から多額の保釈金もらって・・・なんてシーンが象徴的だよ。なにかに怒りをぶつけることに快感を覚えてしまって、そしてやめる必要もなくなって・・・。小林よしのりさんが、デモ活動といった社会活動をしていて、その活動に区切りがついた若者に「日常に帰れ」なんて言葉を投げかけてたけど、その意味は、深いよ。ここ、小林よしのりさんの思想の是非は関係ないからね。 著者の坂爪さん、ご自身への誹謗中傷者に対して訴訟を起こしたそうなのだけど、その誹謗中傷者さん、1年間だけピタッと坂爪さんへのアクションを起こさなかった期間があったのだって。その間、誹謗中傷者さんになにがあったのか???・・・それは是非、この本を読んでください。 一言、言えるのは・・・完全に自分も含めてのことだけど・・・ツイッターのつぶやきは、その人の苛立ちを映す鏡だね。続きを読む
投稿日:2021.04.22
christhomas
女性差別やトランス差別のところはもっともなこと書いてあったけど、全体通すと結局は冷笑主義の女性差別視点って感じ
投稿日:2021.03.19
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