【感想】世界婚活 (ideaink 〈アイデアインク〉)

中村綾花 / 朝日出版社
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
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ブクログレビュー

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  • Kanako H

    Kanako H

    日本での仕事と恋愛に疲れた著者が、対象を広げるべく世界各国で恋愛&婚活に励む様子を綴ったルポタージュ。ブログとか漫画みたいにすらすら読めてしまった。これだけの行動力があれば結婚できる、すごく説得力がある。以下、著作で印象的だったフレーズ。

    他人がどうとかではなく、自分がどうあったら心地良いか?そのためにはどうしたらいいか?という幸せの軸は常に確認しています。むしろこの軸を気にしていないと、結局どこにいても、誰といても、いつまでたっても居心地良くなれないのではと思うのです。「幸せは自分で決めるもの」という言葉を、いま私はこんなふうに理解しています。

    「幸せ」というものは今でもよくわからないけれど、他人に何を言われようが自分が納得するまで動いてみないと、何もわからないのは確かなのです。
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    投稿日:2015.02.15

  • ドロス

    ドロス

    まんがみたいにサクサク読める

    p30 どこにいるかじゃなく誰といるかが大切
    p96 日本人と違うのは、血液型診断を幼稚と言ったり、まずメディアを疑ってかかる。日本にいたときはコンプレックスの塊だったが、旦那さんに愛されたことで自信がついた。そもそも、イギリスで暮らすためには、自分の恥を捨てないと何も吸収できなかった。愛で満たされているのはこんなに穏やか。
    p122 一人でいるときも孤独、愛する人と二人でいるときももっと孤独。結局ひとりでいられる人が一番強い。
    p99 もともと違って当然という考えを持っているので、お互い認め合える

    NY:いろんな生き方がある。こうあるべきだ、というのがなくて、楽。婚活疲れには楽。
    結局結婚した人は、自分の全感覚を使っていい人だと思えた人。日本で婚活していたらまず条件には引っかからなかった
    台湾、ハワイの婚活ツアー



    結婚したからっていって幸せになれるわけではない、自分なりの幸せの基準を見つける、
    というのは世界のどこにいっても一緒。結論がいまいちありきたり。
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    投稿日:2014.12.28

  • shinko1001

    shinko1001

    タイトルと体裁で手に取ってみた。世界の方が対象者が多いと世界へ婚活の旅に出た著者。婚活がどうのというより、韓国にバングラディッシュにイタリアなどなど、いろんなお国柄がLOVEをつうじてみえておもしろかったです。また夫と息子といろんな国へ旅行へ行きたくなりました。続きを読む

    投稿日:2014.10.20

  • 三条司

    三条司

    気になる。でも、読んでがっかりさせられたら嫌だなあ。そんな後ろ向きな気持ちが拭いきれずに2ヶ月ほど手に取るのを見送っていましたが、予想していた以上に良かったです。
    婚活がどうのこうの、とかHow to get a 外国人 boyfriendとかいうことではありません。
    「幸せ」って何なのか、誰が決めるのか。とても大切で、とても難しい命題だと思います。
    10年以上の海外生活を経て日本に帰ってきて、日本の忙しさ・めまぐるしさに取り込まれそうになっていた私にとっては、原点を見つめ直すきっかけになった本でした。どんなに苦しくても、自分で決めなくちゃいけない。それは逆にいえば、どんなに苦しくても、自分が決めたことなら乗り越えられる。誰かに与えられた「幸せ」の定義では幸せになれないひとがいる。もちろん、幸せなひともいるでしょうけれど。
    〇〇でないといけない、といった考え方では全てのひとを幸せにすることはできず、でも、〇〇が社会に浸透していればいるほど、〇〇でなければならないような気がして疲れてしまう。
    そうではなくて、〇〇以外のものでも幸せになれるのなら、それでもいい。言い尽くされた言葉ではありますが、彼女の体当たりにも近いエッセイを読んで、お金や仕事や地位じゃないんだなあと思いました。本当に。
    「一ヶ月分が一生分と思われるほどの愛情を注がれ」という彼女の言葉に、思わず涙してしまいました。
    愛されるのも、愛するのも、本当に大事なことだと思います。
    続きを読む

    投稿日:2013.03.29

  • ss8000

    ss8000

    このレビューはネタバレを含みます

    一言で表すなら深夜急行恋愛編、といった感じでしょうか。場所が違えば恋愛事情も違い、色んな悩みや幸せの在り方があるようです。

    本書を読むと旅に出たくなります。しかも各地を巡る、というよりは各地の人と触れ合う旅に。中村さんの人懐っこそうな雰囲気のにじみ出る文章ですごく読みやすいし、ハッピーエンド?で終わっているのですっきりした気持ちで読み終われます。

    何を隠そう、中村さんはAD時代に僕の高校の取材にきて、その時に知り合いました。ところがいつの間にか辞めていて、次に再開したのはインド帰りの中村さんでした。もしかしたらこの本に書かれている旅の途中だったのかな?そのぶっ飛んだ感じに「この人は俺の人生の師匠や!!」って思ってました。

    是非是非本書を多くの方に読んでいただきたいですね。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.03.19

  • iggyyy

    iggyyy

    ついったで紹介されてたので読んでみた。非モテの立場で書かれたものと紹介されていたけど、非リアというわけではなかったので、ちょっと期待外れ。でも副題である『恋愛のガラパゴスから抜け出す』ということについてはよく書かれていた。続きを読む

    投稿日:2013.03.17

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