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椹野道流 / 講談社文庫 (6件のレビュー)
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衣兎
遂に鬼籍通覧シリーズ、既刊全て読了しましたー! しかし今回の話も何と言うか重い話でしたね……前回の「命」に纏わるエピソードが更に深堀りされたと言えばいいんでしょうか。 あれだけ三人で語り合い一応の…決着を見せたはずのあの討論を嘲笑うみたいに起こる女子高生の心中のような事件。 ミチルさんは残された彼女の語ったことを上手く理解したり飲み込んであげられなかったみたいだけど私は彼女の気持ち何となく分かるなぁ。 彼女が思っている程に世間は甘くも優しくもないだろうけれど、でも彼女ならそんな世間なんて気にせずに強くしっかりスケジュール通りに生きていってくれそうな気がします。 と言うか彼女達の話って、これあれですよね? つまりこれがメリバと言うやつか……!ってやつですよね??? もうひとつのミイラの話の方は何と言うか……時代的なものもあるし責めることは出来ないんだけど、でも時代が違えば起こらなかったかもしれない悲劇ですよね……でも昔は割と遺体を一般公開したりしていたらしいとも聞くし私達の感覚からしたら有り得なくても当たり前だった事なのかもしれませんね。 そういう価値観の違いってきっと探せば沢山あるんだろうなぁ。 ひとまずこのシリーズは現在出てるのがここまでみたいなのですが、この先を期待して待ってていいのでしょうか。 出来れば伊月が最終的な結論を下す所まできちんと見守りたいんだけどなぁ。 そして龍村先生のお洒落生活ももっと見たい。続きを読む
投稿日:2024.03.31
Tohru Tanaka
ついにこのシリーズもこの巻でラストの様ですが、また続きを書いてくれらなぁ 法医学ミステリーは、中山七里のヒポクラテスシリーズとこのシリーズ位しか知りませんが、個人的にはこちらのシリーズの方が楽しめまし…た。 箸休め的な和める登場人物達の何気無い生活の描写も良かったです。続きを読む
投稿日:2023.05.06
tomojuju
安定した面白さ。 ホラー要素はもう全く無くなって、今回は事件性も薄いけど、ミステリアスさとか死に対して考えさせられる、という点は残っていた。 龍村先生好きなので、食事シーンはドキッとしました! 2…022.9.27 144続きを読む
投稿日:2022.09.27
ますたぁーど
常に解剖と言う死者の声を聞く事で、亡くなった経緯を調べるのだが、事件ともすれば謎の死が多い。 自らの死を選んだ少女と、その意思を汲み実行に移すべく見届けた少女。年代により思考は変わるが、常に夢見心地で…社会生活の中間に値し、一番不安定な時期。 今の自分は少女の行動に同調出来なく、最後はなんとも言えない気持ちが残る。 続きを読む
投稿日:2021.04.30
ハリィ
こんな風に、人は命を終わらせることができるのかぁ・・・でも、何か納得出来ないなぁ。と、チョットもやもやしたものが残る作品でした。
投稿日:2020.07.11
kitarouchan
自ら死を目指す、その理由も道筋も人それぞれ。死生観は社会状況や性別年代によっても違う傾向があると思う。 何だか空しくて、この先生きていてもなぁと思ったことはある。でもどうしても死にたいと思ったことはな…い。 何かいいことがあるかも知れないという微かな希望は今のところあるので、生きていようと思っている。 いつか死ぬまで。続きを読む
投稿日:2020.06.24
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