【感想】『ラブコメ文芸部』と美少女問題児たちとボッチな俺 【電子特典付き】

秋月一歩, 佑りん / 講談社ラノベ文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • のこ

    のこ

    登場人物それぞれ重い背景があるけど深まらず、けど切り良く終わった1冊のみ。ラッキースケベからトントン拍子で進展する女子三人とのラブコメです。メインヒロインよりもストーカー後輩の方が可愛い。先輩生徒会長はこの人も巨乳、容姿小学生の従姉は24歳作家。著者さん別名義でも作品あるとのこと。続きを読む

    投稿日:2024.01.29

  • 鼻毛のアン

    鼻毛のアン

    【ラブコメ書いてるヤツらが、
    ラブコメをするラブコメ】
    短編ラノベで、後半になるにつれてストーリが重厚になり、夢中にさせてくれた。ただ後半が重厚なだけに、 序盤が少し残念だった。後、もうちょっとキャラ表現が豊かな方が魅力が伝わりやすかった。たとえば、夏日向ちゃんなら、「ゆるふわウェーブな茶髪がギャルっぽさを引き立たせるが、翡翠のように光沢のある瞳と筋の通った曲線美を描く鼻が相まって花束に混じるカスミソウのような可憐さを醸し出している」とか

    【主人公とヒロインの出会い】
    開始2p.で主人公とヒロインのラブコメでいちばん大切な「出会い」がおわってしまった。短編の性ではあるが、情報量が多く、キャラクターの登場のさせ方が雑で、一気に読者を引き込むような劇的な物がよかった。自分だったら、、、

    俺はこの学園が好きだ。
    『ヒッっ……』
    なぜなら木漏れ日が差し心地よい風が吹く裏庭があり、そこでいつも読書をしている。
    【ライトノベル日和】という小説投稿サイトを利用していて、研鑽を積む日々なのだ。
    『ど……して....』
    まぁ、クラスカーストでは底辺だが、趣味は充実していて学生生活に不満はない。
    『んた……あんた……』
    あ、そうだった!忘れてた!すまない。自己紹介が遅れた。俺の名前は青枝春人。ピンク色のパンツかぁ中々いいものdッ
    「ブベラッッッッッッッ」
    ズサァァァァァァァァァァア
    『あんたッ!なんでニヒルな顔で私のパンツじっくり観察しるのよ!!!!」
    そう。俺は青枝春人。ラブコメの主人公である。
    「いや!ちょっと待ってくれ!俺は転びそうになった君を庇ったんだ!」
    『庇ってくれたのは有難うだけどっ!パンツ食い入るように…………ってあんたって……ラノベ好きな、あっ!いやなんでもない。』
    「え?夏日向はラノベ知ってるのか?」

    って感じ書きますね。即席ですけど。

    【物語の二面性】
    現実と小説投稿サイトで2面的に物語が進むのは、とても面白かった。壮大なラブレターっ感じがしてキュンキュンする。

    【悠香先輩とのデート】
    悠香先輩とのブラジャー選び、ちゃうやろ!もっとブラジャー選びは深いもので、大きさ測って、自分に合ったものを選ばなきゃ型がくずれちゃうやろ!そこもうちょっと掘り下げたら、悠香先輩が恥ずかしがる表情とか見れたかもしれない。見たかった……
    絶世の美女って言葉使うと安く見えちゃう。他のキャラも美女なんでしょう?
    悠香先輩が公園でポツリと漏らした家族憧れる発言は、晴人にも何か思うところがあったんじゃないのかな?その描写があった方が彼女との親密度upが際立った。

    【読み終えて】
    後半がとても重厚で、本当に短編にも関わらず、続編が読みたくなる作品だった。ただキスシーンで擬音入れるのは生々しすぎて引きました笑
    あと、咲月ちゃんが報われなさすぎる!可哀想!わかるんだ。美夏ちゃんと結ばれるのは。でも動機ぐらいしてあげて!叶わない恋をさせ続ける苦しみを与えないで!まじで可哀想……
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    投稿日:2020.06.28

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