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平澤元気 / マイナビ麻雀BOOKS (1件のレビュー)
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すいびょう
1 手作り 麻雀の成績はリーチを打った回数で決まる。常に最速でリーチを目指す。(リーチは一翻アップだが、実際は裏が乗ったりするので二翻近くの期待値であり、一通や三色と同じぐらいの価値がある) 役を狙わ…ない。狙うのはリーチのみ。したがって、受け入れ枚数最大の選択を繰り返して最速でリーチを打つのが、麻雀の基本にして定石となる。字牌→1.9→2.8と切っていく。 面子と雀頭の「5ブロック」をつくることを意識。 シャンテンが進むに連れて受け入れが狭まっていく。そのため、いくらテンパイ形が気に入らないからといって、シャンテンを戻すと中々復帰できない。 逆に言えば、イーシャンテンまで進めばあとは完全に運となる。 いいテンパイではなくて、いいイーシャンテンを作ることを意識しよう。 ではどうすればいいか?それには「5ブロック理論」を役立てる。実践では常に自分の手配が何ブロックかを意識し、「5ブロックに減らす!」ことを意識する。 ●6ブロックあるときに残すブロックランキング 5ブロックに落とすことが目的なので、メンツになりにくいブロックを比較検討する。 ①リャンメン以上のターツ ②受け入れ5枚以上の愚形ターツ(446、246、668など) ③純粋なカンチャンターツ、トイツが手牌に2つのときのトイツ ④純粋なペンチャンターツ ⑤トイツが3つのときのトイツ 完成しきっている雀頭やメンツは、基本崩さない。これ大切。 ●4ブロックあるときに切る牌は? 孤立牌を切る。 孤立牌のうち、受け入れの狭い端牌から切っていく。 ただし、孤立牌でも取っておくべき優先度がある。 ①4連系(3456)、中ぶくれ型(3445)、メンツの近くの牌(2346) ②孤立3〜7牌 ③孤立2.8牌 ④孤立1.9牌 ⑤字牌 特に、中ぶくれ型(3445)と端ぶくれ型(3345)は、中ぶくれのほうが圧倒的に価値が高いため注意すること。 ●5ブロックあるときに切る牌 フォロー牌を比較する。 孤立牌とフォロー牌なら基本的にはフォロー牌を残し、フォロー牌同士なら弱い方を残す。「弱い方をフォローする」と覚えよう。(萬子556、筒子446ならマンズの5を切る) 手牌が両面形ばかりなら、受け入れは変わらないため、より安全な方を残す。(迷ったら、打牌2段目以降は安全牌残しと覚えておこう) ★初心者が丸暗記したい良形3選 ①リャンメンカンチャン(245667) ②サンドイッチ型(33577) ③ターツ+1メンツ型(45567や33445) ヘッドレス(雀頭無し)→雀頭を固定させるかリャンメンを固定するかは、基本的には雀頭を外したほうがよく、外し方としてはターツ+1メンツ型にしたほうがいい。 2 そうは言っても打点も大切 速度よりも打点を狙う基準は、 ①普通に進めるとリーチを含めて1-2翻になりそう ②ある特定の牌を残して、その牌が使い切れた場合に高確率で1翻以上増える ③それによって受け入れ枚数が1/3以上減らない 高打点狙いは満貫で十分。手牌で3翻以上あるなら速度を重視してしまおう。 3 最強の1シャンテン (1)連続系のあるくっつきテンパイ ①四連形(3456) ②中膨れ形(3445) ③3~7孤立牌 の順に強くなる。 (2)連続系のあるヘッドレス1シャンテン (3)アンコのあるヘッドレス1シャンテン 4 鳴き ①役牌は即鳴く。二鳴きは絶対に止める。 ②タンヤオで5ブロックができている場合のカンチャンは鳴く。 基本的に、リャンメンは鳴かない(リーチができなくなるから)。一方で、上がり速度が圧倒的に早くなるとき(1シャンテンカンチャン待ちなど)は、相手の手を潰す目的で鳴く。 ただしこれにも例外があり、 ・マンガンが確定している ・捨牌3段目以降 はリャンメンから泣いてもいい。 逆に、あまりにバラバラすぎて3副露しないと上がれないときは、ベタオリを視野に入れて役牌でも鳴かない。 手牌がバラバラのときは、鳴きでホンイツやトイトイを見てみる。といってもこの2つは守備力が低いため、目指す時にはそれなりの基準がある。 ・ホンイツを目指す基準 ①ホンイツ+1翻がほぼ確定 ②どれか一つの数牌と字牌で3ブロック以上ある ③自牌に多色のリャンメンターツがない ・トイトイを目指す基準 ①トイトイ+1翻がほぼ確定 ②トイツが最低3つ以上ある ③泣いたあとに手の中に3〜7のトイツが2つ以上残らない(これらに当てはまらなければ七対子を目指す) 5 守備も受け入れ枚数 基本的には端牌より真ん中のほうが危険。大切なのはそのロジック。 「ある特定の牌の危険度は、それを待ちとする形の種類におおむね比例する」 リャンメン待ちが存在する牌ほど危険で、タンキやペンチャンほど安全になるのはこれが理由。 そして、基本はベタオリ。確定メンツですら容赦なく落としていく。 安牌もスジも無い場合は、 ①アンコ落とし(ただし1289牌に限る) ②序盤に切られた牌の外側の牌(ただし、序盤に切られた牌をまたがないスジ=7を切られていたときの6.3などは危険になる) そして、現物を複数枚持っているときは、危険牌から切ってしまおう。(他家からの追っかけリーチを凌ぐため) 6 鳴きへの警戒 鳴いている相手をいつ警戒すればいい? ①捨牌2段目 ②2副露以上 ③見えているだけで2翻以上 この「全て」を満たす時、既にテンパイしているものとしてみなす。 ・テクニック 相手が上記に当てはまる場合に2副露目の「チー」をしてきた。そのとき、 「2副露目の捨て牌をまたぐ牌は危険牌」と覚えること。(ポンやリーチではこのセオリーは成り立たない。あくまで2副露目のチー)そして、それはその後手出しをするたびに更新されていくため、手出しを追っかけ、その捨て牌の周りは注意すること。 7 押し引きの判断 押し引きの状況判断はあまりに複雑のため、覚えるのはとりあえず以下の2つだけでいい。 ①自分がテンパイなら押す ②2シャンテン以下なら即オリ ただし、テンパイでも待ちが全然ないときはオリること。 ●1シャンテンの押し引き ・押し有利(+1) リャンメン×2以上 メンゼン3翻(リーチ込みで) 副露4翻 5巡目まで ・微妙(±0) 50%の確率で愚形待ちになる メンゼン2翻 副露3翻 6~9巡目 ・オリ有利(-1) 必ず愚形待ち メンゼン1翻 副露2翻以下 10巡目以降 この表に当てはめて、プラスなら押す。マイナスなら降りる。 特に巡目には注意。巡目が後になるほど自分の上り率は低下していくため、安易に追っかけようとしても放縦か流局になる可能性が高くなる。 8 オリの技術 終盤のワンチャンスは信用できない。(巡目が進んでいるのに壁牌が切られない→リーチ者の手の中にある可能性が高いから) ●押し引き基準のライン 麻雀には、数字によって6本の筋、色によって3色、計18ラインが存在する。 とすると、ラインが公開されていくごと(巡目が進むごと)に危険度が上がっていく。 目安は「10/18」。これは、他に押す理由があったとしても、「残り筋10本」を切ったらかなり慎重に判断すべきである。逆に言うと、残りスジ12本ぐらいまでは形を維持することが多い。 ※あくまで情報次第続きを読む
投稿日:2021.07.11
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