【感想】謀略　警視庁追跡捜査係

【警視庁追跡捜査係シリーズ第3作目】
今回は西川が熱くなって、沖田がそれをおさえる、という逆の立場。どちらも人間味がでてて面白い。
追跡捜査係の庄田と大竹も活躍し、幅が広がった感じ。

たくさんの伏線…があるのに、結果はこんなので終わるの？という感じだったけど、事件にはこんな動機で行われるものもあるんだろうな、とそれはそれで、納得できた。続きを読む

警視庁追跡捜査係シリーズ第３弾。
書き下ろしです。

芝浦署管轄の運河沿いの側道で連続して起きたOL殺人事件。

捜査本部は犯行の手口から同一犯との見方を強め捜査を続けるが膠着。

そこへ投入…された追跡捜査係の西川と沖田、三井と庄田。

捜査本部の管理官・阿部と意見が合わない西川は、第２の犯行時の被害者の靴の位置を不審に思ったり、殺害された二人の関係性を洗ったりと、捜査方針とは別の線で捜査していく。

いつも分析派の西川が熱く暴走し、沖田はとまどう。

西川達は捜査本部の穴を丹念に調べた成果をだせるのか？


結論からいうと、こんだけ伏線張っておいて結末はコレかい。

靴にこだわったのは何だったんだ！（ネタバレか）

いろんな伏線があったんだから、最後はまとめて欲しかったです。

読んでて疲れた。

辛口ごめんなさい。続きを読む

追跡捜査係第三弾。連続殺人事件を追う捜査本部に疎まれながら独自路線を行く追跡捜査係。オチまでトラップが仕掛けてあり最後の方まで結末が分からず一気読み。

都内の運河沿いで、帰宅途中のＯＬが強盗に襲われ、殺害される事件が連続して起きた。二つの事件は手口や状況が似通っており、捜査本部も連続殺人としての見方を強めていた。しかし、通り魔の犯行なのか、犯人への手…掛かりが少なく、捜査は膠着しはじめる。追跡捜査係の西川と沖田は、捜査本部から嫌厭されながらも、事件に着手。冷静な西川がかつてないほど捜査に執念を見せ、事件の共通点に気付くが…。続きを読む