【感想】にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし

校條剛 / イースト新書
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 2.6
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ブクログレビュー

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  • hazel8483

    hazel8483

    「外」からの第三者的な目線で
    京都に暮らす魅力を伝えている本。

    ようするに京都人になるのだ!と
    思い詰めるのでなければ
    暮らしやすい街なんですよ〜
    ってことかも?

    投稿日:2023.01.17

  • piccolo33

    piccolo33

    雑誌編集長が退職後に、京都の某私立大学の教授として迎えられ、京都で生活するという幸せな筆者が羨ましくて買った一冊です。

    内容は、かなりの部分が生活者としての話で、家賃は東京と比較するとそう高くないとか、スーパーの品揃えがどうだとか、パン屋や中華料理店の案内等、当初の期待とは何か違うなという感じ・・・

    ただ京都の夏の暑さについての話は面白かった。著者はワンルームマンションに住んでいるので、エアコンさえあれば凌げると思っていた。当初は東京の内陸部と違わないと感じていたのが、2年、3年と重なるにつれ、夏の暑さは単に暑いという表現では物足りないことが分かってきた。バーナーで炙られるような日中の日差し、夜になってからの蒸し暑さは尋常ではないと。鴨川の川床も実際にその席に着いてみると以外に涼しくないのに呆れてしまう。
    ただ貴船の川床に行けば、本当の涼しさが体験できたのに残念と思ってしまう。

    京都人は「見立て」という技を使う。そのように見立てるという意味で、「涼しくはないが、涼しいと見えるように工夫しようという考え方で、「いかにも涼しげに思える『見立て』が、川床の神髄なのだ」と著者は理解するのである。
    冬も夏同様に年数を経るに従い、独特の寒さに苦しめられる。
    そして「清少納言や紫式部の時代の人々は、どのようにして寒さ、暑さを凌いでいたのだろうか」と思いを巡らす。

    観光ガイドではないので、その向きには適していないが、京都での生活を始めるなら参考になるのではと思います。
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    投稿日:2022.01.15

  • eshima002

    eshima002

    元文芸誌編集長が定年後に京都の大学教員になったため、京都に住んだ話。

    『観光ではわからない「生活の場」としての京都の姿』と、帯にあった通り、住んでみて知った京都の数々が書かれている。

    『京都は深く、そして裏がある。それが書かれてしまった』という帯の推薦文句があったが、そうねー、京都に裏があるのは重々承知。

    観光目的ではなく、住んでみての感想という感じで読むと楽しいかな。
    「あ、そうそう(笑)」と思う部分も多々。

    以前、ウィークリーマンションを借りた時、フレスコをよく使ったなー。。。懐かしい。。
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    投稿日:2021.07.24

  • tagutti

    tagutti

    このレビューはネタバレを含みます

    <目次>
    第1章  京都暮らしが始まった
    第2章  洛中で暮らしてみたら
    第3章  文芸編集者としての京都
    第4章  住んでわかった「食」事情
    第5章  観光ではわからない、必須「生活」事情
    第6章  関西の「ハブ都市」、京都
    第7章  「京都人になる」ということ

    <内容>
    どこが狙いなのか、少しわからないところがある。基本的には、「よそもの」が京都に住むときに。気を付けるべきところ、生活のポイント、などをつづった本。しかし、そういう人が多いという読みなのかな?(自分の憬れてはいるが…)。文芸編集者らしい片りんも見える。最終的な答えは、「住んでみなはれ」なのだが、恐れることはない。しかし、奥は深いぞ!というところだろうか?

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    投稿日:2020.06.19

  • ヨッシー

    ヨッシー

    京都出身の私にとってもポイントをついている思わせる内容でした。SIZUYAの「カルネ」を取り上げたところなど中々やるなと思いました。

    投稿日:2020.06.15

  • starkirari

    starkirari

    史上最低ランクの駄本

    文章がダラダラしていて上手くなく、読んでいて疲れる。
    叙情感を出したいのだろうけど、そこまでの文章力はなく、無駄な情報の連なりに終始している。あと、糖尿病、糖尿病うるさい。
    一良かったのは、京都に住んでいた頃、やたらと見かけたスーパー兼コンビニのFRESCOが山科の卸売が発祥だという興味深い情報が得られたということ。

    一般的な京都人に対するバイアスも書かれているが、本書に限っては著者が愚鈍なだけなのではないかと思える。別に京都でなくても、教養とは言えない表面的な知識をダラダラ喋ってしまうお寒い人として見られていることだろう。
    文才もないくせに、何様かと思えるような、上から目線の批判も鼻につく。特に料理屋批判は京都と関係のない著者の独善に基づいており、何の本を読んでいるのだろうという気になってくる。ネット情報は信用できないようなことを述べた数ページ後にはネットでも話題。。なにこれ

    品がなく面白くないし、無茶苦茶
    ていうか、もう二度と京都の敷居を跨がないで欲しい。
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    投稿日:2020.06.01

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