【感想】「日本国紀」の天皇論

百田尚樹, 有本香 / 産経新聞出版
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • daichan

    daichan

    面白かった。
    対話形式で読みやすい。

    日本国民であれば、天皇に関してもっと知っておくべき。教科書では習わない天皇に関してよく知ることができた。

    投稿日:2024.04.07

  • sakujin

    sakujin

    最近、日本保守党の結党で注目されている2人の共著。
    帯にある『子供に「天皇」を説明できますか?』の通り、天皇という世界史で他に類を見ない存在がありながら、一方で自国民である私たち自身に認識が不足しており、適切に説明できない。説明できないのは、理解が不十分だからに他ならない。
    本書を読んで、おぼろげながら日本という国、そして天皇がいることの有難み、他国から見た特異さ、世界の中に特別,別格であることが見えてきた。本書で指摘されているが、自国を知り、他国を知ることで多様性が理解できる。それが真のグローバリズムというのはまったくその通りの指摘であると思う。
    歴代天皇の中でも特に昭和天皇に関しての記述が多いと思う。
    第1次大戦後のドイツ皇帝ヴィルヘルム二世を引き合いに出して、ポツダム宣言受諾後(敗戦後)に行われたマッカーサーと昭和天皇の会談の場面は、涙が出るほどの感慨を受けた。戦後、GHQによる検閲や情報統制、その後の日本国内での自主的な規制や教育の見直しにより、日本国と天皇の絆や、天皇が戦前・戦後に果たした役割について考える機会や考えるための情報、素材を失ってしまった。学校教育でこれらに触れたり、得ることは現状難しいが、現在の日本は他の独裁国のような情報統制下にはなく、本書のような志ある人によって刊行された出版物がまだ手に入る国であるので、自ら学び、過去の事績に則した省察と未来の適切な選択を行っていけるようにしたい。
    最後に、百田氏が本書で「近未来にナショナリズムの揺り戻しがある」と未来予測している箇所は少し将来に希望が持てる気がした。自分たちの国や民族について、再考、振り返る時代が来ると。その時、日本に住むぼくたちは、「天皇」という存在をそれぞれが考えることになる。その答えの一部について示されたのが本書である。
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    投稿日:2023.10.22

  • minusion

    minusion

    右翼的で偏った見方だという意見もある一方で、日本という国を大切にする気持ちを学べた。
    個人的には天皇に対しても、日本という国に対しても愛着は全くない人間だったけれど、百田さんの本を読んで、日本に住む一人の日本人として、国を守る意識は大切だと思うようになった。
    その日本という国は天皇の存在があるからこそ成り立っているという主張自体も納得させられるものだったし、確かに世界中見渡してもこれだけ古い歴史から一つの王朝で続いている国はないという事実もあることに気付かされた。

    百田さんの指摘する「自虐史観」に自分は浸っていたのだと初めて自覚した一方で、国という枠組みに縛られない多様性や相対主義という考えも大切にしていきたいと思った。
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    投稿日:2023.01.18

  • pokke

    pokke

    天皇の国や国民に対するお気持ちなど、読んでいて有り難く胸に迫るものがありました。 言いたい事は山ほどあるけど、どんな説明より一度読んでもらえたらと思う。 と言うより、日本国民は読んで知るべきだと思う。

    投稿日:2023.01.04

  • りき

    りき

    百田尚樹氏と有本香氏の対談形式の天皇論。「天皇とは何ですか?」という問いに対して明確な自信を持って答えられる日本人が今どれくらいいるのだろうか。戦後の占領政策による天皇切り離しの指針により日本の教育に天皇や万世一系は明確な説明はされていない。歴史の重要な出来事における登場人物の1人程度の紹介。改めて、神武天皇から現天皇までの万世一系の系譜の凄まじさは世界的に観ても日本だけで、まさに奇跡。日本国憲法で天皇は日本国民の象徴であるとあるが、そういう言葉ではな表すことの出来ない日本民族の心の拠り所が天皇である。国を想う、国を護る、そんな想いが脈々と受け継がれている我が国の奇跡に感動を覚えずにはいられない。恥ずかしながら、本著を読むまでは天皇ってそういえばどういう存在か説明出来ないな、、と思っていた自分が恥ずかしい。今こそ、正しい歴史認識と日本国民としての誇りを取り戻そう。続きを読む

    投稿日:2022.01.30

  • kun92

    kun92

    日本という国に生きているのであれば、天皇という存在をどう捉えるかをきちんと考えるべきだ。

    対談本でちょっと軽いのだが、そうしたきっかけになる一冊。

    投稿日:2021.08.23

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