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名郷直樹 / さくら舎 (2件のレビュー)
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aya00226
健康寿命が延びる=不健康寿命が減る、ではない。 好例になると寝たきりになることはほぼ避けられない。 70を過ぎると急速に衰え、75を過ぎると健康のためになにをやっても寿命は変わらない。 PPKは東大に…入るより難しい。 血圧、血糖、は老化現象=治療してもしかたがない。 健康寿命は、男性72歳、女性75歳程度。寿命との差は10年。 健康に気を付けていると病気になる年齢が高齢になり、回復の可能性は低くなる。 PPKは、生物としては不自然な死。 100歳を超えて元気な人は、健康のスーパーエリート。 70で自立している人は健康のエリート。 75歳を過ぎると、健康に気を付けていなくても寿命は変わらない。 高齢者が病院にいくと、病名がつけられてしまう。病気だから治療すれば治る、と考えがち。老化と考えれば治らないのが当たり前。 下り坂の中で、どうご機嫌に過ごすか、が医療の利用方法。 寝たきりになったらおしまい、は健常な人だけが生きる価値がある、という優生思想そのもの。 75を過ぎたら生活習慣に気を使わない。 サプリは効果がない。 楽になるための治療をする。 血圧、血糖、コレストロールの薬は辞める。 現役と同じように健康を維持しようとするのは無理がある。 辛さを緩和する治療は意味がある。 ワクチンの効果は、抵抗力が弱い人ほど高い。 65歳になったら、肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチンができたら、摂取すること。 死んでから、のことを考えると穏やかになる。 「カリフォルニアの家族」=遠くにいる親戚の横やり。 延命治療と治療のための治療の境目はあいまい。抗生物質は本来は治療のため。 在宅医療のほうが、医療費を抑えられる。国は在宅医療の報酬を上げて、誘導している。開業医でいちばん給料がいいのは在宅医。患者の負担も軽い。 独居のまま、在宅医療を受ける。認知症になっても介護サービスを使って在宅で医療を受けられる。続きを読む
投稿日:2021.02.15
dai-4
相変わらずの名郷節。本書は一般向けということもあり、特に70歳以上の層には必読の書。巷間に溢れるトンデモ本とは違い、ちゃんとしたEBMを踏まえた上で、色々止めてよいとかやらなくてよいとか言ってもらえた…ら、大半の人は安心できるんじゃないかな。国民全体の医療リテラシーを底上げするという意味で、一家に一冊、家庭の医学ではなく本書を、と言いたい。続きを読む
投稿日:2019.10.31
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