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鷲田清一 / 朝日出版社 (7件のレビュー)
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文音こずむ@『はじめての』文芸部1期生
クリエイターは読んでほしい。今まで校長先生たちの式辞をろくに聞かずごめんなさい 「こうなってほしい」は押しつけではなく沢山の波を乗り越えてきた先人の心構え。でも私たちより多くの波を乗り越えたからこそ…生まれる、言葉の深みと奥行き 言葉に従うも従わないも自由だけど、一旦読んでほしい続きを読む
投稿日:2024.04.13
ちょこ兵士
鷲田清一氏がこれから社会に旅立っていく若者へ贈った言葉と(卒業式式辞)、そしてこれから大学で学びを始める若者へ贈った言葉(入学式式辞)が集められた本だから、当然、そこには鷲田氏が「生きていく上で重要だ…」と考えていることが表明されている。臨床哲学を提唱されてきた氏の言葉だから、それはそのまま「生きるヒント」でもある。 多くの人に読んでもらいたい言葉たちでした。続きを読む
投稿日:2024.03.13
ざき
朝日新聞の「折々のことば」で響く言葉を書かれている鷲田清一さんが阪大、京都市立芸術大学の総長、理事長をされていた時の式辞をまとめた本。想像力の重要性、ものの見方、問い方、考え方を広げるための一般教養の…重要性を説いている。続きを読む
投稿日:2023.10.18
TかもT
終始一貫して、競争社会を生き残れだとか勝ち上がれといったことは言わず「賢い市民」になること、ただ絶対的な自分の価値に目を向けるよう主張されているように感じました。このあたりはSDGsの理念、誰ひとり…置き去りにしないというのと通ずるところがあるように思います。 「複眼をもつ」ことで教養が身につき、「ディスオリエンテーション(方向を見失うこと、自分の位置がわからないこと、そして居場所がないということ)」は自分のいままでの生き方を根本から変えるチャンスになる。困ったら、教えてもらう、手伝ってもらうということが、何の遠慮もなくあたりまえのようにできる空気は、わたしたちの社会にもっとも必要なものでもある。といった言葉には、社会人になってから相応の地位にいる方から聞くと勇気づけられるものがありました。ここ数年話題になっている心理的安全性につながっているのも印象的でした。 工学分野では大学の研究成果が世に出るまで十年くらいかかると言われますが、人文系の学問も似たようなところがあるんだなと思いました。全体を通して、校長先生の話は退屈だという先入観を覆されました。 続きを読む
投稿日:2021.12.08
cajun
日々の仕事やプライベートで忙しくなって、学びにゆとりを持てなくなった時は鷲田さんの本に立ち返る。やっぱりハッとした。教養の大切さ。分かりにくいものから逃げない、分かりにくいものは分かりにくいまま理解す…る姿勢、また複眼の姿勢を大事にして、答えを急がないこと。続きを読む
投稿日:2021.03.21
沿岸部
"芸術は何か人びとの鑑賞にたえる美しいものを創り上げる活動というより、日々の暮らしの根底にあるべき一つの〈態度〉のようなものかもしれません。死者をどう弔うのかという態度。他者の悲しみにどう寄り添うのか…という態度。人びととどう助けあうのかという態度。政治的なものにどう参加するのか、さらには自分自身とどう向き合うのか、生き物としての、あるいは身体としての自分の存在にどうかかわるかについての態度、それらを貫く一つの確かな〈態度〉として芸術はあるのです。"(p.65) "わかっていることよりもわかっていないことをきちんと知ること、わからないけれどこれは大事ということを知ることが重要なのです。そしてそのうえで、わからないものにわからないまま的確に対応する術を磨いてゆかなければなりません。"(p.117)続きを読む
投稿日:2020.08.27
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