【感想】京都伏見のあやかし甘味帖 欠けた朱雀の御石探し

柏てん, 細居美恵子 / 宝島社文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • まきまきカタツムリ

    まきまきカタツムリ

    虎太郎と婚約したれんげは、今度は木島神と牛頭天王から、吉田神社の朱雀石を見つけて欲しいと言われる。
    吉田神社の秘密を知ると、れんげは木島神や日本料理の祖の山陰に疑心暗鬼になる。
    しかし、神様はやはり優しいもの。それぞれが自身より他者の幸せを祈ったがための結果に、気持ちが暖かくなる。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.21

  • 青竹

    青竹

    だいぶ平和な一冊です。
    京都のお正月を神様に振り回されながら過ごしていました。あまり、攻撃的な回ではなかったので安心して読めました。

    危ないこともなく、お菓子の描写も安定に美味しそうでした。

    れんげさんがどんどん可愛らしくなっていきますね。続きを読む

    投稿日:2024.02.29

  • ひるあんどん

    ひるあんどん

    神様の名前が難しい。名前がいくつもある神様もいるし。よくよく考えると神様同士の関係も良好と言えないものもあるし、最後についていたあやかしや神様の解説がありがたい。和菓子やお酒も毎回美味しそうでとても魅力的。私自身は普段どちらもあまり口にしないのですがこのシリーズを読むと口にしたくなる、というか京都に行きたくなる。虎太郎の天女様からの加護はまだ続くのかな。蓮華が京都に来てまだ一年なのね、虎太郎と婚約したけど早く結婚しちゃえ。続きを読む

    投稿日:2024.02.18

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「正月準備」
    言葉巧みに次々と働かされ。
    こうなることが分かっていたのであれば、始めから一言伝えればいいのにな。
    事前に台本でも準備していたのではないかと疑うくらい、人の使い方が上手いな。

    「虎太郎の甘味日記 ~試餅編~」
    見た瞬間に反応した理由は。
    それだけ手に入りにくいものが目の前に出されたら、誰だって驚きと嬉しさで素早い動きをするだろ。

    「初詣」
    代わりになるものを探して。
    いくら理由があったとしても、一人で来ていたら怒られるのは当たり前だろ。
    無理な願いかと問われれば微妙なところだが、何がいいのか検討をつけずらいな。

    「虎太郎の甘味日記 ~白餅編~」
    ゆっくり味わっていた時に。
    本来の目的を忘れてしまうほどの出来事だったとはいえ、思い出した時の衝撃には頭を抱えそうだな。

    「四神」
    間違っている事を指摘され。
    開けられた場所の意味と、それが態としているのなら何を意図しているのか。
    素直に信じて叶えてあげたい気持ちがあったとしても、こうなると無理だろうな。

    「れんげのうわばみ日記 ~雉酒編~」
    迷信と入手しやすさの違い。
    過去には簡単に食していたものも、今では手に入り辛かったり口にしなくなったものは多いのかもな。

    「御饌」
    喧嘩ばかりでも後悔はせず。
    過去に遡れば理由も分かるだろうが、時代と共に変わっていくべきなのかも。
    一人で全てを抱え込み話さないのは勝手だが、残された方は心残りしかないだろ。

    「虎太郎の甘味日記 ~鳰の浮巣編~」
    動揺を隠しきれないほどに。
    あんな飛び出し方をされたら心配しかないだろうが、無事帰ってくることを祈るしか出来ないだろう。

    「庖丁式」
    嘘をついてまで急いだ理由。
    本当のことを素直に話していれば、疑心暗鬼にもならず快く手伝えただろう。
    病院にいることは良くないことだと、子供だからこそ思い込んでしまったのだろ。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.06

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