新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
青山拓央 / 講談社現代新書 (19件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
じゃがいも
これまで一度も考えたことのない見方をいくつも教えてもらった。 無理にそれらしい結論をつけずわからない部分はわからないまま書かれていたのが、(多少読みづらさやもやもやを抱えることにはなったが、)読者を信…用してくれているようで好印象だった。 正直最後の〈不死〉の章はいまいち理解が追いついていないが、塵理論はおもしろい考え方だと思った。続きを読む
投稿日:2023.08.27
学びのブタ野郎
素晴らしい本と感じた。 研究手法についての考察や物事の思考過程と思考実験に際しての洞察、参考文献など食い入るように読んでしまった。 何度も繰り返し読みたい本でした。 特に責任について、現在について、不…死についてがもっとも読んでいてハマってしまった章でした。続きを読む
投稿日:2023.07.23
まっすー
Audible にて視聴。新書というよりはハードカバーの易しい哲学書に近い。全八章中全章で理解できない部分あり。紙での読了をいずれやってみたい。4章自殺については興味深かった。自殺とは(現在の当人の心…情を排する前提で)未来にあるかもしれなかった自分を殺す、過去に在った自分を否定する意味で他殺ではないか。続きを読む
投稿日:2023.07.05
⌬夏目 愛佳 (なっちゃん)⌬
何かを議論しようとするとき、コメントしようとするときに、その領域でこれまで議論されてきたことがらをまず目の前に並べてみることが大事で、それはできれば複数の学問からの視点であるとなお良いです。本書は、時…間とはどういうものなのか?について、論じていますが、なにか結論を出すようなことを目的としておらず、まずは情報共有、整理をしようと進んでいきます。青山氏は理科系も哲学系も、それぞれを縦横無尽に並べていきますが、その際に、言い過ぎたり否定しすぎたりを避けるよう、慎重に進んでいきます。世の中には、センセーショナルなデータが出ると、それが全てかのように言う人と、それを全て否定しようとする人の無用の対立が出ることがありますが、それは避けるべきなのです。読者はひとつひとつ(仮に納得しなかったとしても)理解しながら読み進めることができます。 さて、トランスの議論では「心の性」なるものがいつも取り沙汰されますが、そもそも心とはなにか整理してあるのでしょうか? 同性婚を語るとき、結婚とはそもそもどういうことか、整理してあるのでしょうか? まだまだ世の中には不毛な対立があるように見えます。氏のように理解を深めていけたらいいですね。続きを読む
投稿日:2023.02.07
春嵐
時間という目に見えないものなので、想像しにくい部分もあり二度読んでようやく頭に入る内容でした。(とはいえ、まだ理解できてない部分もある) 自殺と責任についてが特に興味深かったです。 また、それぞれお…すすめの本が紹介されているので、読んでみようと思います。 この方の講義を受けてみたいなあと思いました。続きを読む
投稿日:2021.09.24
horinagaumezo
「心にとって時間とは何か」というテーマについて、「知覚」、「自由」、「記憶」、「自殺」、「SF」、「責任」、「因果」、「不死」という8つのサブテーマに沿って、どこまでが分かっているかを示し、何が分かっ…ていないかを描き出す。 非常に面白い試みと思い、ワクワクして読み進めたのだが、自分に哲学的素養がないためか、結局、何が分からないのかよく分からなかった。ただ、「責任」についての章はまだとっつきやすく、現実世界にも示唆深い内容と感じた。続きを読む
投稿日:2021.09.12
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。