【感想】自分を知る力 「暗示の帽子」の謎を解く

高橋佳子 / 三宝出版
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 無垢野タイラ

    無垢野タイラ

    4つの内、自分はどの分類なのかを知って読み進めていくと、当てはまる要素が続々と出てきた。
    自分の行動を俯瞰して考え直すことは容易ではないけど、暗示の帽子を被ったままでは、その内必ず行き詰まるのだろう。

    こういった本は読めば読むほど自分を客観的に見られるから面白い。
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    投稿日:2024.03.26

  • ash53

    ash53

    人生を生きるヒントが詰まっている。俗にある処世術に留まらず、人生の核・本質を、分かりやすく様々な人の実体験を交えて語る、謂わば生き方のマニュアル本。壁にぶち当たったとき、苦しいとき、自分を見失ったときに読み返したい。続きを読む

    投稿日:2022.01.02

  • Mr.K

    Mr.K

    自分自身の可能性、今の自分の改善点、未来への方向性を知れる本。

    本書は、自己診断チャートの結果別に具体的な体験談を混じえて、最初の自分(偽我)から最終形の自分(真我)に向かう歩みが書かれています。
    タイプ別に書かれているため、共感できる所が多くあり、自分の経験と照らし合わせて楽しく読み進められました。

    今の自分に満足していない方、自分を変えたい方、自分自身の内面をもっと知りたい方などにぜひ読んでいただきたい1冊です。
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    投稿日:2020.06.25

  • セオ

    セオ

    このレビューはネタバレを含みます

    冒頭にある「帽子の国」の話に心打たれて買って読んでみたが、かなり面白かった。

    「帽子の国」の人々は皆様々な帽子を被っている。その帽子は「暗示の帽子」と呼ばれるもので、それを被ると誰もが帽子の暗示する考えや行動に従ってしまう。例えば「お金こそ全てで至上」という暗示の帽子を被っていると、お金が全てと思い、お金に執着してしまうようになる。「世界は悪意に満ちている」という暗示の帽子を被ると、その人は世界に対して良い面よりも悪い面しか見出せなくなってしまう。

    私たちの周りには何かに取り憑かれたような考え方や偏ったモノの見方をしてしまう人がいる。そういった人たちは皆この「帽子の国」の話で言う「暗示の帽子」というものを被っており、本当の自分というものを見失っている「偽我」の状態にあるという。本書はそういった人たちが暗示の帽子を脱ぎ捨て、本当の自分に近づきつつある状態「善我」になり、最終的に本当の自分「真我」を取り戻すためにはどうすれば良いのかを説いた本である。

    人の魂の三つの状態「偽我」→「善我」→「真我」、受発色、3つの「ち」(血・地・知)、物事への捉え方:快系・苦系、物事への取り組み方:暴流・衰退、など仏教をベースとした様々な聴き慣れない言葉が出てきて、かなりスピリチュアルな本ではあるが、人の心に関して独特で興味深い見方を示している本であった。

    本書では自分がどのようなタイプの受発色を持っているか(快系・苦系、暴流・衰退)を測るテストがあり、実際にやってみた結果、私は「苦・暴流」(物事の否定的な面を慎重に受け止めて攻撃的な対処をするタイプ)と「苦・衰退」(物事を悲観的に受け止めて控えめで抑制された行動をするタイプ)の二つが強かった、つまりマイナス思考であるらしい。ただ本書では、快系(ポジティブ)であればあるほど良い、と言うわけではなく、快系・苦系、暴流・衰退のどの受発色にも長所と短所があり、暗示の帽子を被っている「偽我」の状態だと短所の部分が出やすく、逆に本当の自分に近づいている「善我」、本当の自分「真我」の状態だと長所が出るようになるという。

    例えば私の場合、苦・暴流は「勇気ある正義漢か、恨みの強い被害者か」、苦・衰退は「ひたむきな求道者か、諦めに縛られた卑下者か」と言われていた。確かに当たっている気がした。長所と短所は表裏一体、本当の自分を取り戻して長所をよく出せるようにしていかないといけないと思った。

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    投稿日:2019.12.28

  • mochioka

    mochioka

    ぱっと読んだ感じはスピリチュアルで、宗教色濃いなと思っていたが、読み進めると中々どうして面白かった。
    今の自分は暗示の帽子をかぶった最初の自分であり、人間には果たすべき使命みたいなのがあって、誰しもその本当の自分に向かって成長することができる。魂を解き放っていくことで周囲にもいい影響を与えながら充実した人生になる、といった感じか。
    自己啓発本の多くは、結局どうすればいいの?という部分が具体的に書かれていないか、ものすごく単純化されて極論ばかりという印象だが、本書は「どうすべきか」が適度に一般化されてて納得感があった。まぁ結局、信じる信じないなのかもしれないが、、
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    投稿日:2019.11.20

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