【感想】空飛ぶくじら スズキスズヒロ作品集

スズキスズヒロ / CUE COMICS
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • I.M.O.

    I.M.O.

    大学の通学路にある河川がきっと舞台だ。
    男が拳銃を発砲して砕けた岩、あのへん毎日見るともなしに見ている。
    漫画に描かれたからには、もっと注視してしまうだろうな。

    投稿日:2022.11.25

  • えむばーど

    えむばーど

    ゆっくりと味わいたい作品。何故か懐かしさを感じる作品たちで、説明も少ない。けれど、どうしてか映画のような感覚。不思議と印象に残り、時折読み返したくなりそうだ。
    メディア芸術祭での受賞も頷ける。

    投稿日:2021.09.18

  • knkt09222

    knkt09222

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000065025.html
    より以下コピペ。

    『空飛ぶくじら スズキスズヒロ作品集』』について
    2019年12月刊行。仙台出身・在住の気鋭漫画家、スズキスズヒロ(1992年生まれ)のデビュー単行本。収録作品では、まっすぐで不器用な少年少女や大人たちを一貫して描く。イースト・プレスが運営するWeb メディア・マトグロッソに掲載された5作品に、描きおろしの表題作「空飛ぶくじら」を収録。作詞家の松本隆氏、漫画家・イラストレーターの石山さやか氏からの帯コメントも話題となりました。

    https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781618401

    著者スズキスズヒロ氏について
    マンガ家・1992年生まれ、仙台市出身。小学3年生の時、「石ノ森章太郎のマンガ家入門」を読んでマンガを描き始める。2016年、短編「TRAINSPOTTING」でデビュー。2019年、初の作品集「空飛ぶくじら」(イースト・プレス)を刊行。マンガ執筆のほか、仙台文学館の企画展でポスター・展示用イラストを手掛けるなど、活動の場を広げている。第2種電気工事士、危険物取扱者などの資格を保有している。
    Twitter : https://twitter.com/suzuhirosuzuki

    スズキスズヒロ氏・受賞コメント
    こどもの頃から絵やマンガを描くことに夢中だった私ですが、初めて作品と呼べるものを描き切ったのはずっと後のことでした。それから第2作、第3作…と手探りでなんとか描き連ねて6作品、未熟な成長過程をまとめたような本が「空飛ぶくじら」でした。でもそれが、その時点での私のすべてを詰め込んだものであったことも事実です。
    そんな作品に賞を頂き、まるで「そのまま歩き続けなさい」と背中を押されたように感じました。この度の受賞を励みにしながら、これからも一作、一作を積み重ねていければと思っています。なによりまずは、次の作品に全力で取り組みたい気持ちでいっぱいです。

    表題作『空飛ぶくじら』について
    作中にも登場する大瀧詠一のセカンドシングル『空飛ぶくじら』(72年)から想を得た短編。本曲の作詞家「江戸門弾鉄」は松本隆の変名であり、また松本氏からは「ごく稀に絵の具と筆で詩を書ける人がいる。スズキスズヒロもその一人だ。」と本書に賛辞が寄せられています。

    『空飛ぶくじら スズキスズヒロ作品集』各収録作品

    『木村先生』
    http://matogrosso.jp/suzukisuzuhiro/04.html
    いつから人は大人になるの?大人になるってどういうこと?進路を決めかねている高校3年生のカホが、夜の公園で木村先生に教わったことは…。SNSでも拡散され、大きな反響を読んだ作品。

    『銃声を削り出す』
    とある工業高校のはみ出しグループ、その筆頭・住田は正義感が強く仲間思い。しかし退学後ヤクザに身を落とし消息不明に。そして18年たち、住田は帰ってきた…。

    『TRAINSPOTTING』
    鉄道ファンで「撮り鉄」のさえない高校生いちろうは、チャットで知り合った女性・ハナに会うべくにひとり上京しオフ会に参加するが…。(タイトルのみ引用した)シネマオマージュシリーズ第1弾。スズキスズヒロの瑞々しいデビュー作。

    『TAXI DRIVER』
    カーレースに魅せられた少年、卓也と進一。親友だった2人を、やがて運命が引き離し翻弄する。シネマオマージュシリーズ第2弾。

    『KIDS RETURN』
    マイペースな小学生・エツコちゃんが、行方不明と思われ捜索されているとも知らず、森林公園で動物たちと触れ合っていたら…。シネマオマージュシリーズ第3弾。

    『空飛ぶくじら』
    誕生日プレゼントとして、5歳の愛娘こはるから「そらとぶくじら」が見たいとねだられた教授は…。『銃声を削り出す』のキャラクターも登場する描き下ろし。

    以上コピペ。
    ゆるーく映画や音楽からのインスパイアやオマージュがあるが、そこに縛られることなく、作者らしい(と思われる)性善説の世界が拡がる。
    本当にこの漫画本の中に、ゴミゴミした街や建物があって空が拡がっている気がした。
    技法のことは詳しくないが、たぶん俯角や仰角や、それこそ映画をふまえてカメラ位置に工夫したレイアウトがいいから、なんだろう。
    短編集の感想を書くときはどれがよかったと書きたくなってしまうが、この作品集はどれも等価に好き。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.13

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