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柳田國男 / 中公文庫 (2件のレビュー)
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mikimas
日本に限らず民俗学に触れたことがほぼなく、はじめの一歩として本書を選んだ。 基礎がない状態で読んでも、民俗学とは何で、柳田國男が何を考えていたかというのはよく分からなかった。折口信夫たちとの対談も「…すれ違い答弁」という感じで、噛み合っていないような気がして読んでいてイライラしてしまった。 無知なうえに、民俗学の手法や構成に懐疑的だったため、「民話を集めて、お祭りを見学して、それらしい理屈を作っている学問」という先入観があったのもよくなかった。その先入観を覆す何かを期待したが、かえって増強された感がある。 折口信夫や柳田國男、日本民俗学について、もう少し明るい人が読めば面白いのかもしれない。私には早かった。続きを読む
投稿日:2022.12.24
中央公論新社
「方法としての民俗学」を浮き彫りにする文庫オリジナル論集。折口信夫との対談、ロングインタビュー「村の信仰」を併録した柳田学入門。〈解説〉佐藤健二
投稿日:2019.06.27
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