【感想】わたし、虐待サバイバー

羽馬千恵, 岡藤真依, 和田秀樹 / ブックマン社
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
6
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4
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ブクログレビュー

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  • scent

    scent

    実際に虐待にあった 当事者が書いたものです。
    こういう内容で エスカレートしたら 当事者が殺されてしまったり 自死を選んでしまったりしているので
    こうして 生きて下さった事 本当に有り難うです。

    に見えない虐待では 周りの人は 気が付きにくいかもしれないけれど なんか気性が激しい。
    躁鬱かもと 思えるような人がいたら 病院を勧めてあげれると良いですね。
    そして 病院の先生も 色々いるので 相性が合わなければ 他に行く事をアドバイスとかできると良いですね。

    でも やっぱり 虐待という 負の連鎖を止めれる 社会になること 願います
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    投稿日:2023.09.05

  • ゆき

    ゆき

    このレビューはネタバレを含みます

    虐待の被害者の方や精神疾患を患った方(患っている方)の手記や体験談は本当に貴重だと思います。

    確かに、著者の羽馬さんもフラッシュバックや解離を起こしながらの執筆だったということもあり、事実がリアルに書かれています。

    そのため読んでいて辛くなることもありますが、執筆という作業を通して『過去を整理できている』と羽馬さんが感じているところに少し救いを感じました。

    心の傷って一生背負っていくものだと思います。
    もちろんみんななんらかの傷があるものだとも思います。
    傷の深さや痛みを比べるのではなく、受け入れた上で認め合える、互いに癒せるようなそんな世の中になるといいのにな、と思います。

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    投稿日:2023.05.14

  • 茶柱たつこ

    茶柱たつこ

    子供の頃のトラウマが大人になって及ぼす影響。
    子供の頃は守られず、大人になれば突き放される。
    虐待の連鎖。支援は早めの方がいい。でないと周りの人が受け止められない。
    こういう手記を読むときょうだいからの話もききたくなる。
    妹さんが暴力を受けていたかはわからないが、4歳からネグレクトの妹さんは著者のような幼少期の幸せはあったのだろうか。
    どちらが不幸度が高いということではない。
    愛着障害について、女性は距離感に敏感でトラブルにはならなかったとあったが、依存しきった女性の先輩は受験に失敗している。
    年配ではないからか、先輩が許してくれたからトラブルには入れてないのだろうか。
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    投稿日:2023.05.04

  • モネ

    モネ

    壮絶な虐待とその後の影響が鮮明に描かれていて、
    はじめのページの手紙を改めて読み返してみると
    胸がより苦しくなった。きっとどの親も我が子を愛おしいと思った瞬間があって、だけど何処かで方向が変わってしまうことがある。それが何年も続いてしまう。虐待へと繋がってしまうことは全ての人に当てはまるとも思った。この本にぴったり当てはまるキャッチフレーズや澄んだ言葉は見つからないけれど、生きていてくれて、そしてこの本を通じて過去を綴り、伝えてくれてありがとう。そんな思いが込み上げてきます。続きを読む

    投稿日:2022.08.21

  • もーちゃん

    もーちゃん

    ニュースとか見てると、今虐待されてる子供たちのことだけを虐待の被害者と思ってしまうけど、大人になってからも虐待の後遺症って残るんだな。初めて知った。すごく勉強になった。

    投稿日:2022.05.08

  • うさぎ

    うさぎ

    自分はまだまだ勉強不足で、知らないことも多くて考え方にも偏りがあるんだと実感した。自分の生きてきた範囲でしか物事を捉えられていないことが恥ずかしい。

    「大人は自己責任」ではない。人は過去の積み重ねでできていて、記憶がその人を形作るのだと思った。虐待やDVが知られるようになってきて、少しずつ制度ができているのは良いことだけれど、死んでしまわないと、事件にならないと報道されない、注目されない世の中では不十分。根本的な解決には至らない。よく知り、自分には何ができるかを考え、学び続けたいと思う。続きを読む

    投稿日:2022.03.23

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