【感想】事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事

三木言葉 / 英治出版
(2件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • 峯田 洋輔

    峯田 洋輔

    ビジネス構想図やコンセプトシートのノウハウは参考になるのはもちろん
    この本は自分の想いを見つめ直すことと
    その上で今の延長ではなく、未来を起点に今を捉えて
    事業を創っていくことをとても重要視していた。

    どうしても短期的な儲けの視点で物事を考えがちだが
    長期視点ではビジョンや大義名分が絶対に必要。
    そのために同質性から抜け出し、あらゆる人と出会い
    あらゆるペインを受け取ることが今の自分には必要だと感じた。
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    投稿日:2020.09.18

  • mikuriya

    mikuriya

    新しいことをやろうとすると多くの壁に直面する。アイデアの壁、組織の壁、、、、。企業活動を拡大していくには、新規事業は不可欠だ。にもかかわらず、新しいことに拒否反応を示し、否定する人は必ず存在する。こうした人たちによる壁をどのように乗り越えるかが本書のテーマだ。

    本書の特徴は、数字と心の両面を大事にしている点にある。
    SWOT分析やPEST分析で論理的に市場を模索するのも良いだろうが、本書のスタンスとは異なる。「本当にやりたいか?」「何のために誰のためにやるのか?」と熱意と課題意識を求める。ビジョンを打ち上げ、人を巻き込んでいく術まで紹介している。


    ■事業とは、「人が人のために、満たされていないものを満たそうとする試み」です。


    ■事業開発は組織のあり方を変えること
    既存の組織、既存の制度、既存の慣習に人々を縛り付けている鎖がある。そこから抜け出すには、現在の組織のあり方を見つめ直し、新たな組織行動やカルチャーを獲得していかなければならない。


    ■事業開発を可能にする3つのワークシート
    ・ビジネスの狙いを整理するコンセプトシート
    ・事業の主要プレーヤーの要望を整理する温度感マップ
    ・収益構造とその見通しをまとめるビジネスモデル図


    ■事業開発3つのフェーズ
    ・将来ビジョンを描く段階
    ・実現シナリオを描く段階
    ・事業を孵化させる段階
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    投稿日:2020.01.08

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